本日をもって『ゲーム序盤で死ぬモブヒーラー』が完結しました。
応援してくださった方、本当にありがとうございました!
私が『モブヒーラー』を執筆するに至ったきっかけはもちろん、他作家様のモブキャラ転生を読んだことです。
「私ならどう書くだろうな」と考えながら読んで、色々と設定やプロットを考えました。
モブキャラ転生で大事なのは、転生先となる「ゲーム」だと思っております。
私が一番好きなゲームは、シミュレーションRPGの「ファイアーエムブレム(FE)」というシリーズです。
(大陸を舞台に、チェスみたいな感じでキャラを動かし戦わせるRPG。あと、FEのキャラは「スマブラ」でも人気のはず!)
FEにはたくさんのクラス(職業)があり、アタッカー・タンク・ヒーラーといった「ロール」に工夫の余地があります。
たくさんのキャラ(美少女もイケメンも、ガタイのいい男前もショタも)がおり、それぞれに個性があります。
しかも舞台は、剣と魔法の世界。
比較的、異世界テンプレに添って書きやすい部類だと思い、転生先ゲームのシステムをFEに寄せることにしました。
あとは自作(後の『モブヒーラー』)の主人公を決めなければなりません。
私は「最弱とバカにされている主人公、実は世界最強」というようなストーリーが好きです。
(アニメなら「落第騎士の英雄譚」「魔法科高校の劣等生」「失格紋の最強賢者」がすごく好きです。タイトルだけでもワクワクしますね!)
今回もそのような作品を作りたいと思い、色々と考えました。
FEには幸い、《シスター》や《踊り子》を始めとする後方支援クラスが、まあまあ存在します(美少女ばかり……げへへ)
ということで自作のモブ主人公は、一切攻撃できない最弱職《回復術師》となりました。
ですが重要なのは「最弱職なのに世界最強」という項目……
この攻撃不可なモブ主人公は、「本来であれば適性がない剣術・体術を、白魔術と組み合わせて鍛えまくる」という努力家気質をひっさげることになりました。
(ついでにゲーム主人公は俺様系ざまぁ対象に変貌……)
これで転生先となるゲームと、自作のモブ主人公が決まりました。
(ついでに「序盤で主人公をかばって死ぬモブ」という設定も)
これらを元に、勇者と魔王の聖戦を描いた『セイクリッド・ブレイド』という作中作の仕様を詰めました。
そこから勇者シン、幼馴染ヒロインのリディア、そしてモブ主人公の《回復術師》セインが産声を上げたのです。
シンへの「ざまぁ」も、リディアとの甘々なやりとりも書いていて楽しかったのですが、みなさまいかがだったでしょうか?
実はこの近況ノート、当初は「応援ありがとう。あと、PVが発生しただけでもありがたかったよ」といったことを淡々と述べるだけにしておくつもりでした。
ですが「苦労話を語りたい」と血が騒いでしまい、書いてみたところ筆が暴走してしまいました……
長文失礼いたしました。
……ということで、最後になりましたが。
フォロー・星・ハートを押して応援してくださった方。
最後まで読んでくださった方。
一度読んでみたけど合わなかったという方も。
誠にありがとうございました!
次回作については現在、ランキング作品を読ませていただきながら考えている最中……
ですので、もしよろしければわたくし真弓のアカウントを「フォロー」して待っていただけると、とても嬉しいです!
それでは皆様、良いお年を!
◇ ◇ ◇
ゲーム序盤で死ぬモブヒーラーに転生したので修行したら、なぜか真の勇者と崇められた ~ただ幼馴染ヒロインと自由気ままに暮らしたかっただけなのに、成り上がりすぎて困ってます~
https://kakuyomu.jp/works/16817330650816503332