キャラに食事をさせるとキャラが強化されるというような話題があったので、そんな話です。
ファミレスで食事をすると言えば佐伯なのですが、確かに見事にキャラが出ますね。金銭感覚バグってて好き勝手めちゃくちゃ食う佐伯とドリンクバーしか頼めない主人公がもうね、対比(* 'ᵕ' )
【佐伯はみんなのものだから】
https://kakuyomu.jp/works/16817330669648707220他にも飯系小説はババアがラーメン食べに行く小説とか、女装する兄貴と妹がパンケーキ食べに行く話とかあります。
【誰もお腹を空かせないように】
https://kakuyomu.jp/works/16818093074763330439【兄貴がロリータに挑戦するのを妹は応援します!】
https://kakuyomu.jp/works/16818093076713193598で、逆に徹底的にメシ描写が避けられているのがこちらです。
【救世主症候群シリーズ】
「事件編」
https://kakuyomu.jp/works/16817330656813658108「全容編」
https://kakuyomu.jp/works/16817330664310915681何故メシ描写が少ないかと言えば「地理歴史風土人間関係モリモリ設定してもう食文化まで考えるの無理うわぁん!」となったのでそこまで踏み込んでないというのが実際のところなのですが、そもそもこの世界に美味そうなメシが必要ないというのが大きな理由であります。
一応パンと牛乳、あとスープは出てきてます。バターもあるので、酪農は結構やってるみたいですね。山奥村だとキノコ鍋が名物でイノシシの燻製肉とか出てきます。あとクマも食ってましたね。ジビエだ。あとは……軍用の保存食か。
真面目に70万字時点で、これくらいしか具体的な食事出てきてないです。何かしらを食っているらしい場面はそれなりにあるのですが、本人が何を食べているのかよくわかっていないため描写がほとんどありません。どうしてそうなっているのかは、是非本編で確認してみてください。
で、そんな食に疎そうなキャラたちを仮に食事に連れていったらどうなるか、というのを少し考えてみました。やっぱり食事は性格が出ますねえ。
まずは主人公の一応ティロは、おそらくメニューの一番上や端の無難なものを選ぶでしょう。サイゼリヤでいうところのミラノ風ドリアですね。彼は食に対してのスタンスですらネタバレになるので話しにくいのですが、とりあえず個性を出すことを異様に嫌うので期間限定などの冒険は絶対しないでしょう。
次にヒロインの赤毛の女の子ライラさんは、相手を見て食事をするので奢り確定ならその店で一番高い料理を選ぶタイプです。サイゼリヤなら小エビのサラダだけ頼んで女子力高いアピールするかもしれません。
そして全容編ではまだ出てこないけど重要人物のオルド義兄妹。まずシェールは事件編でちらっと明かされてましたが極度の会食恐怖症なので、店にすら入れません。天才剣士のセラスちゃんは大きな声で「私はオムライスが食べたいです!」とかいうタイプです。この世界にオムライスがあるのかどうかわかりませんが、彼女は多分オムライスが好きです。
それからティロの親友シャスタは自分で決められなくて「オススメは何?」とウェイトレスや同行者に聞くタイプです。ティロの恩人のゼノス隊長も食にこだわりがないので「メニューの一番上を大盛りで」というタイプ。最後に亡国の王子フォルスも「オススメは何?」とやるタイプだけど、根本的に育ちがいいので「せっかくだから勧められたものを食べよう」と本気で考えているためシャスタのそれとはちょっと違います。
なんでこんなのを書いてるかと言うと、やっぱり今連載している部分がかなりキツいからですね。
作中屈指の鬱ゾーンなため、作者も少しやられてます。どのくらいキツいのかは是非読んでみてください。このメンバーでファミレスに行くところ想像したっていいじゃないかよお!(1人店にすら入れない奴いるけど……)
長くなったけど最後に、作者が最近レストランで迷った話を読んでください。この気持ちに寄り添ってくれたら、嬉しいな……(´・ω・`)
【後悔】
https://kakuyomu.jp/works/16818093083955580713みなさんの食事が豊かでありますように(* 'ᵕ' )