こんばんは、姉煩いの人です。
唐突ですが、作者としてこの作品のメインキャラで一番書きやすいのはゼノスだと思っています。複雑な生い立ちも変な感情も持っていない、この作品にしてはかなりニュートラルなキャラクターです。
さて今回はゼノス失脚にまつわるティロ視点になります。全容編ではお馴染みの「建物の裏で自分会議」も事件編でゼノス視点から見るとかなりギョッとするものだと思います。さておそらく自分会議をしていたと思われる彼が何を考えていたのか、というのが今回の見どころです。
他にも、探求編でゼノスがティロをどうするつもりだったのかを踏まえて見ると、また違ったせつなさが浮かび上がってくると思います。果たしてティロはゼノスに話が出来る日が来るのでしょうか。事件編では心を閉ざし続けたティロですが、全容編では関係者ともう一度向き合う機会が与えられる予定になっています。
そして事件編でわかる通り、次話から更にザミテスがティロに接近することで絶望が増していくことになります。あまりにも絶望がものすごいので、新キャラが投入されることになっています。事件編ではわからなかったティロの精神状態が書かれる予定ですので、作者も気合い入れていきます。よろしくお願いします。
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