ようやくやってきました、元凶の視点回です。
作者は長編にするにあたり、近況ノートで「特にレムレス殿下の大活躍にはご期待ください。短編だとちょっと噛ませの雰囲気がありましたが、全くそんなことはありません。こいつはわるいやつです」と書いてましたが、相当わるいことになっています。全て読めば分かると思うのですが、一番悪いのは作者ですね。
9章ではレムレスの一連の行動と動機が明らかになります。これを踏まえて、もう一度2章からレムレスの言動を見直すと更に一味違う世界が広がるかと思います。2章と3章の地の文は、あくまでもルベリア視点でのレムレス観でした。果たして彼の事情を踏まえるとどうなるのか、9章が終わった後に是非振り返ってください。
そして短編では一切書かれないロメール国のその後についても少し触れます。「恋愛を読みに来たんだ、国の行く末などどうでもいい!」という向きもあるかと思いますが、そこは一応異世界ファンタジーとして「異世界」を書き切るところかなと思ってます。
次章はいよいよ最終章、西竜の里に戻ったルベリアとティアが今後のことについて決めます。西竜たちは今後どうするのか、そして「お嫁さん」発言をどうするか。短編では書ききれなかった2人の結末を見届けてください。
生贄聖女とボクっ娘ヤンデレ竜が死ぬほど愛し合うファンタジー、毎日夕方更新です。
【長編】
https://kakuyomu.jp/works/16817330667749071750【あらすじ紹介の短編はコチラから】
https://kakuyomu.jp/works/16817330667646315832