こんばんは、姉煩いの人です。
探求編でシャスタが話していた「ロッカー事件」です。この事件は探求編で語られているように予備隊全体に影響を与えただけではなく、名前を名乗れないでいた彼自身にも大きな影響を与えます。
ここに来てようやく彼が予備隊内だけでも「一人の人間」として認められました。その結果、彼は当面の自分の名前を決めることになります。そういうわけで以降、彼は地の文でも「ティロ」になります。これは世間的にも本人の中でも「ジェイドは死んだ」となっているためです。
次章から「特務予備隊編」が始まります。探求編で語られた予備隊内での事情、事件編では見えてこなかった予備隊っ子の実態、そして一般落ちからのダークサイドにますます拗れていく自己と姉愛。この作品は当初ミッドナイトノベルズ用に企画していたので、その片鱗がいよいよ見えてきます。一応描写はR15相当には抑えているつもりなのですが……頑張ります!
異世界×ミステリーの裏側、鋭意更新中です!
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