こんばんは、姉煩いの人です。
ようやく本格的に登場する「特務予備隊」です。懐旧編では構成上本当にサラッと流されていたのですが、「正体がバレたら死ぬ」という彼にとってはかなり一大事です。全容編では予備隊での彼の心境の変化をかなり書いていく予定です。
ここで事件編でも問題になった「利き手問題」の真相が明らかになります。「怪我をしている上に利き手ではない左手で剣を持たなければいけない理由」こそが彼が生き残る必須条件だったわけです。
ここでわかる通り、彼はまだ自分の名前を決め兼ねています。実はあの日以来、地の文からも彼の名前は消えています。今のところ、予備隊でもらった「32番」以外の名前はありません。それではどういう経緯で名前を決めたのかというのが、次の話になります。
異世界×ミステリーの裏側、鋭意更新中です!
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