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自主企画、投稿されたものすべてを読みました

初企画に参加していただいた方々に、多大な感謝を述べたいと思います。

まさか50を超える作品が集まるとは思わなかったので、
きちんと作品の隅々まで読み切れたものはなく、一度だけ目を通すという読み方しかできなくて、もうしわけありません。

中にはどうしてもコメントが遺しにくい作品があったので、そう言った場合にもきちんと読んでいるということだけはここで弁明させてください。

実に多くの作風を見ました。
小説、物書きのルールが守れていないようなものも多々ありましたが、ネット小説という新文化に対してそのルールはむしろ足かせにもなると思います。

ネット小説だからこそできる叙述トリックのようなそれぞれの作者が生み出した作品はどれも作者の『思想』みたいなのが浮き出ていてそれが何より面白かったです。

哀しいかな、私の作品は相変わらず、ひとつもコメントがもらえなかったので、『ああ、そうなんだ』という理解に繋がりました。

ともあれ今回は企画を行ってよかったです。
自分は、おそらく『マジョリティ』からは外れているというのは確認ができました。
自分の『好き』がマジョリティであれば、人気も得やすいのでしょう。
でも自分の『好き』がそうでない場合、どんなに良作であろうとも、評価を獲得できない(しにくい)。

多くの低評価作品を見て、それを感じました。
どれもオンリーワンの魅力があるんだけど、『マジョリティ』には入れない、そんなイレギュラーなところがチラチラとありました。

じゃあ、マジョリティに合わせて書くようにするべきなのだろうか。
それは、ほんとに自分の好きなものになるんだろうか。

その辺は人それぞれ、また十人十色なんだろうなと思います。

本当に、今回は自主企画を行ってよかったと思います。
自分のカクヨムのアプリアイコンに、赤丸の中に数字がついたことなんて一度もなかったのに、今回の企画中は、それが毎日続きました。

みなさま、今後も作品を愛でてください。
それらは、やっぱり『無価値』じゃありませんでした。

2件のコメント

  • 以前コメントをいただきました、夢月と申します。
    企画では大変お世話になりました。

    この近況ノートの記事は、身につまされるものがあります。
    私も、自分の小説が『マジョリティ』ではないことを意識しながら書いていましたから。それでも、今更作風を変えられるわけでもなく、「響く人には響くだろう」という気持ちで描き続けています。

    ただ、評価が無いから筆を折るということは決してないだろうという思いだけは、確かにあります。
    と同時に、喉から出るほど感想が欲しいという気持ちも強いのですが。
    何やら無茶苦茶なことを書いてしまいましたが、これが正直な気持ちです。

    最後に告白しますと、まだ私は有人様の小説を読んでいません。
    ですが必ず、読んで感想を投稿すると約束します。

    長々と失礼しました。
  • コメントありがとうございます。
    やはり、誰も同じような葛藤を抱えてしまいますね。
    その、葛藤が作品のすみっこに滲んでいて、作者の人となりが少しだけ覗けるような気がするのが、小説を読む楽しみでもあります。
    そういう意味でも、本当にどれも、おもしろい作品ばかりでした。

    今日は久しぶりに小説を書いてみようと、考えております。
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