小説というか物語の作り方は人それぞれでしょうが、僕の場合はシーンが映像として見えていないと書けないタイプです。自分だけの映画やアニメをそのまま文章に書き写していくやり方ですね。したがってキャラクターもモデルになるイメージができないと話がそもそも生まれない。
内情をバラしますと、今書いている「晴れ、ときどき冒険」の場合、主人公の葵ちゃんは手塚治虫「三つ目がとおる」の和登さんがイメージモデルなんですよ。まあそういう世代なのです。
それから恭一くんは「魔法騎士レイアース」に登場した剣士ラファーガのイメージです。寡黙で超硬派(笑)
没にした設定も当然あります。
実は葵ちゃんは祖父から合気道を教わって相当な腕前、ということにしてたんだけど、第一部終了までにそれを見せる機会がなく、コレより遅らせると後出しジャンケンになってしまうのでこの設定は不採用になりました。
四大騎士の最後の一人、火のベルリーンは実はいまだにイメージが決まってません。相当な変わり者らしいんですけどね。元は絵描きでなぜ絵筆を剣に持ち替えたかいまだによい動機が思いつきません。葵ちゃんをモデル(ヌードの)にして絵を描く展開はあるかも。
お話の方は今後
第2部 光と影の円舞曲(連載中)
第3部 黒衣の旅人(仮)
第4部 闘技場の娘
第5部 九つの星
第6部 王女出陣
……以下未定
を予定しております。第4部までは執筆済みで現在第5部で苦労してます。たまにはこうして予告編みたいなことを書いてモチベーションにしておかないと。