僕は持ち弾の少ない書き手なので長編の連載が終わったばかりですぐ次の長編を、というわけにもいかず昔の短編を引っ張り出してきました。
構想だけはあるイラーナ姫の短編連作のひとつなのだけど、設定も背景もなしでポンとこんなもの出されても訳がわからんよと言われそう。まあ長い目で見てやってください。
最近の好みはすっかりファンタジーにシフトしているんだけど、こういう作品を読み返すと、やっぱオレSFファンなんだなあと実感します。まあ旧時代のSFですけど。
60年代の光瀬龍さんのタッチをイメージしてみました。雰囲気出てるかなあ。