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流れ星


ふと、思い出したことがありまして。
もうだいぶ前になりますが、仕事の帰り道に流れ星さまを見かけたことがあったんですね。
ところが、ですよ。
その時たしかに何かを願ったことまでは憶えているものの、肝心の内容を忘れてしまったわけですよ。
これじゃあ叶っているのかどうかもわからない。
そんな大層なことを願った憶えはありませんが、なにぶん憶えていないもので。
でも人生最大の不幸に見舞われたので、おそらく叶っているはずがないでしょうね。
あの時の流れ星さまが見ていらしたらこっそり教えてくれないかしら、と思う次第です。

それはそうと、エルピスの大冒険、完結しました。
はい、こちらが本題ですが照れ臭かったので。
ちょっとした事情で、友人には完結前にここのことを知らせたりもしましたが……まあ、結果オーライです。そういうものです。

わたしは、依然、絶賛、燃え尽きたままなので、ラフのままお送りすることを心苦しく思いつつも取り急ぎで感謝の意をここに。
みんな一緒に、世界中へ恵みを届ける旅に出よう。

流れ星、って自分を燃料にしているようなものですよね。
全力で飛び込んで、ぶつかって、燃え尽きて。

灰であるわたしにはとても羨ましく感じる象徴でもあります。
どうでしょうね、寿命を導火線にして燃えるというのは。
割と理想的ではあります。

それではまた。
次のお話でお会いすることもありましょう。

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