神社考古学

 いわれる前にいってしまおうシリーズ。

 天照国照彦天火明奇甕玉饒速日命

 アマテラス クニテラス ヒコ アメノホアカリ クシミカダマ ニギハヤヒノミコト

 此成る一柱の大神は、

 神祖熊野大神奇御食主尊

 カムロギ クマノオオカミ クシミケヌシノミコト

 と諡された◎◎◎◎尊の男子であり、その娘

 伊須気依姫に、

 伊波礼彦尊が嫁いできたことで、日本の国史がはじまる、そんな大御神の諡である。



 昭和五一年に提唱されたこの古代史の分析手法は、誰にも引き継がれず、さばかりか学会からお遊び扱いされて殺されている理論ではあるが、それを紐解けば、説得力の高く、現代まで残された事実に基づく考証であることがわかる。

 よく似た誤記が示されている例はあるが、この表記のものはなかなか見当たらず、しかし、神武一系の基礎と成る物語にあるため、絶対におろそかにしてはならない名前である。



 天照彦が、天照が本来男性神に贈られた名前を示す良い証跡でもある。



 天照が女性だから、女性天皇が親であることを頼りに、その子が皇位を継ぐことに違和感はないなどという戯言を一笑に付してくれる我らが日本人の大祖神の本当の諡である。

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