恵まれた幸せに見えた

 児童養護施設に入って、衣食住さえあれば幸せになれると信じていました。生物的幸せは満たされて充実に過ごせて感謝をして言葉にして行動に移して自立に向かう。どんどん、溺れていってる気がするんです。
 私は、施設に移ってから学校も変わり、結局馴染めず、新しい環境でもうまくいきませんでした。私は変わり者です。皆に気づかないうちに嫌な目にあわせてしまいました。私もそのつもりがなかったので苦しくて、それでまた逃げました。
 中学生の話です。小学生の基礎もできない私は特別支援学級に入りました。馬鹿にされて、挙げ句無視、過度な弄りを耐えられずに逃げました。学校に行きたくないないって先生に伝えたんです。理由を問い詰められました。言葉にしたら泣いてしまいそうで言いたくない、というとそれなら学校へいけ、ズル休みなどだめだと言われました。
 理由を言いましたが、大丈夫だから行きなさいと言われました。死にたいと泣けばうるさい、死ねといわれました。
 ご飯をくれるし、服をくれるし、感謝しきれません。これ以上望むのは贅沢になる
 死にたくない、どうしよう馬鹿にされてもご飯があればいいとか、嘘です
生きられれば幸せとか、嘘ですごめんなさい贅沢させてください、楽しいことばっかりで生きてたいです、もっと幸せになりたいです、馬鹿にしないでください

コメント

コメントの投稿にはユーザー登録(無料)が必要です。もしくは、ログイン
投稿する