生存

 我が家にいた時に遡って
家ではたまに米が玄関にありました。母が買ってきたのを、勝手にあけて、勝手に炊いてたべます
 母が家にいるときは兄と物置部屋からほぼ一歩も出ないようにしていました

 母は私のことをブス、兄のことをバカと読んで区別していました。気持ちの浮き沈みが激しく、腫れ物に触るようでした
 家はゴミ屋敷でした。母がかってきたペットボトルのゴミ、とっておいて腐敗した食べ物、どこにでもいるハエが体のあちこちにとまっていました
 夏場、エアコンのない物置でどこにあったかわからない扇風機を動かし続けていた、アパート
 冷蔵庫は鍵がかかっていたので、ただ見るだけでした

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