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追憶の欠片


古樹に凭れ梢を見上げる
覗く木漏れ日の眩しさよ
溢れる想いは愉し気に
零れる光芒の中に跳ね回る
顔を寄せあい潜める声
いまは青く醒めた吐息も
あの頃を辿り彩ずいて
そこに在るは確かな温もり
華の命は短しと云うなれど
新葉を繁らせこれよりと
過ぎ行く時は揺るぎ無く
伐り取りし瞬くこのひと時を
桜の下に埋めんと土を盛る


今朝、眼を覚ました時に「暗い」と云った印象を持ちました
昨日は午後から晴れ間も在り、お天気も次第に回復するのでは無いかと思ってましたが、どうやら逆に崩れて行くのかも知れないですね

朝は眩しいくらいの方が気分的に晴れやかになるので好きなのですが、
曇りや雨の日もないと色々と困るので青空を待つとしましょう

今日のネタは数日前に良く晴れた日に書いたものでシンクロしませんね。
ですが、曇り空に負けてられないとばかりにチョイスしました。

桜も花の時期が終わり、様変わりした葉桜に景観も緑が多くなってます
花が最初のステップになるのですが、桜からしてみればこれからが本番と云った所なのでは無いでしょうか?
華やかな物に眼を向けがちですが、来年に向け冬枯れに葉を落とすまで着々と準備を整えてるのでしょうね

蛇足ながら、最後の一行は梶井基次郎先生の作品「櫻の樹の下には」を意図してません
なので死体は埋まってないと思います><


今日こそたくさんの方の眼に触れて戴けたらと願って居ります。
「十彩の音を聴いてーPower Switchー」
https://kakuyomu.jp/works/16816927861770345829

どうぞ素敵な一日をお過ごし下さいね

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