正直、無理だと思っていましたが、終わってみれば終盤のボスはサクサクいけました。
強敵を倒して手が震えるゲームって、そうそう無いと思います。
ちなみにエンディングは、金仮面卿の意志を継いだ“律の時代”でした。
“神”にマリカ(ラダゴン)などという“人格”が存在したから、一連の混沌が引き起こされた。
ならば、感情無きシステムを新たな摂理に据える、と言う金仮面卿先生の思想が一番共鳴できました。
ほか、神の都合で不滅の世界になったのなら“死に生きる者たち”(アンデッド)にも居場所を、と言う死王子エンドや、
皆が忌み鬼(角が生えて生まれてきた人種。被差別種族)になれば、差別はなくなる。人類皆、呪われろ! と言う糞喰いエンドにも、良く考えると一定の理があるのが凄いシナリオです。(※1)
(※1)
忌み鬼は、詳細は省きますが人類が生まれる以前の、黄金樹の根源にまつわる部分的な先祖返りであり、当初は神聖な存在でした。
それが時代の流れで“呪い”とされ、井戸の底のダンジョンに捨てられるようになったので、この場合の呪いと祝福は表裏なのです。