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気持ちで負けて本当に負けると言うメカニズム(死にゲーに思うこと)

 何だかんだでエルデンリング(やり直し)もラストダンジョンまで来ました。
 一度目で(攻略法が理屈の上で分かっていても)何度も殺されたボスに初回で勝てたりして、いかに苦手意識というバイアスが判断力を鈍らせるのかを再認識しました。(※1)

 一方、昨日、某ダンジョンでかなり強めの“失地騎士”(大剣二刀)と言うモブエネミーに遭遇したのですが、
 こちらの初撃が相手のHPの一割も削れたかどうかに対して、あちらの攻撃は半分近くのHPをごっそり持って行きます。
 動き自体も非常に機敏で、相手の攻撃モーションもろくに把握していないので、どう避ければ良いのかも曖昧なまま。
 接敵して即、撤退すべしと判断しましたが、狭い場所柄もあり、間合いを離して回復する事もかなわず、敢えなくYOU DIEDされました。
 それまで、このモブエネミーより遥かに強いボスキャラを多く撃破してきた以上、理屈の上では、諦めなければ勝てた筈です。(※2)
 
 気持ちで負ける、と言うのは一見して精神論にも思えますが、思い込みによって押し引きの判断を誤ると言う意味では、立派な戦術論なのかも知れません。

(※1)
 個人的にその最たる相手が“冒涜の君主、ライカード”でした。
 その戦い限定の特攻武器“大蛇狩り”が用意されており、原則としてその大蛇狩りなる大槍でしかろくなダメージが通らないようになっています。
 裏を返せば、その武器だけを使えば良いので攻撃面で考える事は激減する分、楽な筈なのですが。
 また、この大蛇狩りは鍛冶屋に頼んで強化も可能で、少し強化しただけでも、ライカードに与えるダメージが大幅に増えるまであります。
 これもやはり、敗けが嵩むうちに過度に相手の攻撃に萎縮していたせいなのかも知れません。
 
(※2)
 ある程度、余力を残さねばならない雑魚戦と全力を投入出来るボス戦との違いは勿論ありますが、エルデンリングの場合、要所要所にチェックポイントがあって、そこで全回復などの仕切り直しは容易なので、死ぬよりは消耗した方がマシではあります。
 やはり、ボスは「こいつさえ倒せば」もしくは「こいつを倒さない限り先に進めない」と言うモチベーションの差があるのだろうとも思います。

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