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AIに毒食グルメを書かせようとして、

 これも自分の過去作なのですが、毒のある物(ベニテングダケやフグ肝)を食べずには居られない男の話です。
 サイコブラックよりは設定が単純なので、これならどうか、と思って試してみましたが……これも巧くいかない。

 ここで、気付きました。
 サイコブラックも毒食グルメも、既に一度完成した物語です。
 対して、今までAIに貰った作品は、自分が夢にも想定していなかったプロットを、ゼロから詰めていって完成させたものです。
 既存の作品には、どうしても、本編との整合性だとかテーマのために「こうでなければいけない」と言う縛りがありますが、そんなの読んだ事もないAIからすれば、知った事ではありません。
 元となった作品を教え込もうにも、一度のセッションにおける記憶容量の限界があり、おそらく不可能でないにしても、莫大な手間がかかります。
 
 よって、現状でAIにスピンオフや続編を書いて貰うのは困難なのかも知れません。

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