孤独など他人事だと疑わず猫と暮らして読書の休暇
この一首を
恋歌の忘れられたる砂浜の流木ひとつ骨となりゆく
に差し替え、さらに
ひとつ→さやか
と改稿。
小雨降る夜に男の部屋を出て避難の場所は猫の待つ部屋
避難の場所は→聖域となる
珈琲と煙草と猫と戯れを愛する男わたしの部品
部品→子供
に改稿しました。
※
すべての偉大な恋愛のうちには母性愛がある。
真の女らしい女たちが男の力を愛するのは、男の弱さを知っているからである。
(アンドレ・ローモア)
女性は子どもを産み育て、愛する本能を持っている、といういわゆる「母性愛」は、近代家族制度を維持するために捏造された神話である。
(香山リカ)