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咲き誇るひまわりとダヴィンチの元栓。

 ゴッホは死後評価された画家であるが、生前は基本的に弟のヒモであったらしい。

腕の良い画商であった弟が金持ちだった為家に居候しながら絵を描き続けていたらしいが、出来上がった絵を弟が持っていっても全く売れていなかったようで、有名な「ひまわり」という作品も実は七つ存在していたらしい。

窓を開けたらひまわり咲いてて
          「あれ綺麗じゃね?」

ってなって描き倒していたのだろう。
気付けば七つ、出しても売れず

今じゃ神タイプのSSR的評価を受けてる。
ゴッホも驚いているだろう。

全国の画家が己の「ひまわり」目覚して絵を描き倒しているという事実を知ったなら。

もう一人ダヴィンチという画家がいる。

「モナリザ」という好みの別れる容姿をした女性の絵で果てしなく有名な人物。

この「モナリザ」も様々なら憶測があり
一部では〝いわく付き〟的な話もあるが実際は、ダヴィンチはめちゃくちゃ「描き込む」タイプだったというだけらしい。

めちゃくちゃこだわるので頼まれた絵が軒並み依頼された納期に遅れキャンセルになっていく。

「モナリザ」もその中の一つで、初めは頼まれて描いていた絵だったらしいがダヴィンチはこの絵を特に描き込める絵だとのめり込んだ。

結果いつものように納期に遅れ、それでもダヴィンチは物凄く描き込める「モナリザ」に明け暮れ

描き込み描き込み描き込み倒して完成した完成形が現在世に出ている「モナリザ」らしい。

なのでいわくでもなんでもなく、絵描きが極限までこだわり描き込み倒した究極の女帝。

それが「アルティメット・パーフェクト・モナ」
ダヴィンチコードの正体だったりする。

真相というのは大体シンプル、という話です。

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