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「ぐちゃぐちゃ悪魔と文字使い」鐘古こよみさま のレビューを書かせていただきました

まだ見つけたばかりで、ほんの数話しか拝読していないのですが
とても見事な作品ばかりで、力のある作者さまだと思います。

「ぐちゃぐちゃ悪魔と文字使い」

https://kakuyomu.jp/works/16817330654073681042

三題噺のなかのひとつとして書かれたものですが
このお題をこう料理してくるんだ!?
文章構成力、キャラクターの魅力、
時代背景の知識の深さetc.
どれを取っても秀逸で
文句をつけるところがありません。
小品ですけれど逆にすぐ読み終えられるので
時間のない時でもさらりと読めます。
ぜひご覧になって下さい。


舞台は
千年続いた中世も終わろうと言う16世紀。
宗教改革の嵐が吹き荒れる中、
活版印刷の植字工が修行の旅ヴァルツに出ることに。
ところがこの職人、精霊眼の持ち主で
人ならざるものが普通に見える。
教会にバレたらタダでは済まない。
さーってどうやってごまかそう?

そんな一人と一匹が知恵を絞っていくお話です。


この精霊、まあ教会側からは悪魔と呼ばれているんですが
昔ながらの小精霊。
作者さまによると

※目は大きく
※三角耳が垂れていて
※猫のようで
(ここまで来てマンチカンを想った)
※毛は無い
(あれ?スフィンクスのミックスになったぞ?)
※それに人のような身体がついてる
(どうしよう、かなり可愛くないんだが)

そんなイメージで描いてみました。↓

本文によればこの小紙片。
悪魔の絵だけでモットーもなにも書いてない
はずなんですが
活字をいじり倒す悪魔が
そのまま入り込むわけがありませんね〜
と思ったので勝手ながら魔改造いたしました。


(たん たーらーららん
た たーらら たーらーら らん♬)

何と言うことでしょう!
走り書きでしかなかった殺風景な小紙片が
住まいの匠の手によって
物語のように素敵な蔵書票に生まれ変わりました。

真っ白だった紙片には
伝統的なフラクトゥーアがいっぱいに広がり
住人の小悪魔と楽しげに踊っています。

しかし楽しい住まいも泥棒に入られては堪りません。
そんな心配にも匠はしっかりと応えてくれます。
下方に刻まれた文言は
「この本を破ったものは呪われる」
これを見れば不埒な泥棒もけっして手を出そうとはしないでしょう。
セキュリティも万全です。

表札だって必要です。
所有者をはっきりと明記して
「イクス・リブリス・イェルク」と
イェルク氏の蔵書であることを示しています。

住まいを囲む窓には
所有者の職業も気遣って
本を並べて縁取りました。
これなら植字工のイェルク氏も大満足なことでしょう!

誰からも顧みられずに
永年不遇をかこっていた小悪魔も
この素晴らしい住まいを得て
これからは楽しく愉快に暮らしていけることでしょう。

(サザ○さんの声でお読みください)

15件のコメント

  • うひゃああ!! ティルだああ!!
    てるるさん、見事な七五調の素晴らしいレビューの御礼に伺おうと思ったら、近況ノートにも驚天動地のサプライズ、まことにありがとうございますヾ(≧▽≦)ノ✨

    祝🌸「法螺吹き街」採用!
    祝🌸「書き損じの羊皮紙の切れ端」が匠の手で立派な蔵書票に!

    >どうしよう、かなり可愛くないんだが
    そうなんです! 可愛くなんてしないぞという謎の使命感が働きまして♪
    むしろ気持ち悪い系なのに、読んでいるうちに段々と愛着が湧いてきて、なんなら可愛いく思えてきて、あれ、おかしいな……という気持ちを味わっていただきたくw

    そうした文章をすごく忠実に掬い取ってくださって、ありがとうございます(´▽`*)
    しかも蔵書票としての体裁をきっちり整えてくださっているー!
    フラクトゥーアかっこよ!
    魔改造バンザイ\(^o^)/

    植字工のイェルク氏のみならず彼の遍歴を歌にして酒場の片隅で管を巻いている謎の吟遊詩人コヨミまで大満足という事態になりまして、どうしましょう。

    しかもレビューコメントの内容もこちらの近況ノートの内容も、はっきり言って私より遍歴職人や当時の印刷物にお詳しい知識量が垣間見えて感激です✨
    植字工ないし印刷工の遍歴の衣装は青上下なんですか?
    彼らの服装が調べきれずに悶々としてたのです。何か資料本をご存知でしたら、良かったら教えていただきたいです♡

    とにかく、素晴らしいプレゼントに感激しきりです。
    作品の事もたくさんお褒めくださって、ありがとうございます!

    こちらの蔵書票、うちの近況ノートにもリンク貼ってご紹介させていただいてもよろしいでしょうか?
    こんなマニアックな作品を好きと言ってくださる奇特な方もフォロワーさんに何名かいらっしゃいますので、皆さんに見ていただきたい~(´∀`*)ウフフ
  • あ、そうそう。応援コメントにも追記ありがとうござました♪
    レビューコメント、オチが予想できる感じではなく、むしろ皆さんに読んでいただきたい素敵な内容なので、ネタバレは外していただいて大丈夫です^^
  • > 鐘古さま

    おはようございます
    喜んでいただけたなら幸いです。
    昔のヨーロッパの挿絵風味にしようとして
    うえぇぇ ちょっと不気味なんだけど大丈夫かな?
    気を悪くされないだろうか?

    実はかなりドキドキものだったんですが
    可愛くなくて正解でしたか、良かった〜!
    朝からホッと一息つけて安心しました。

    ではエンジン起動して本日も長文行きますよー!



    > 酒場の片隅で管を巻いている謎の吟遊詩人コヨミ

    管巻いてどうする!?
    巻くならリュートの弦にして
    一節唸っていただかないと。

    あ、吟遊詩人で思い出しました。
    「最果てのパラディン」って作品をご存知でしょうか?

    https://ncode.syosetu.com/n5115cq/


    柳野かなたさんと言う方が書いていらっしゃって
    書籍化もされていますが、ちんまい吟遊詩人が出てきます。
    (ただし登場は中盤以降)
    ゲームみたいに戦闘中バフ掛けたりはできないし
    戦闘力なんて欠片も無いけど
    酒場で歌って民衆に主人公たちの事を広めて
    ジワジワと力になってくれているところが地味に活きています。
    そうそう、吟遊詩人って本来こう言うものなんだよな!な感じが好きです。
    主人公たちの戦闘シーンの描写も迫力があって必見です。

    >遍歴の衣装

    私も調べてみただけのニワカなんですよぅ
    ここの内容がかなり詳しくて良かったです。

    ドイツの遍歴職人さんを訪ねて
    https://note.com/wassermann/n/n707af8cdf8e0

    Kluft(クルフト、遍歴職人の制服)についても記述がありました。
    残念ながら現代の木工職人のものですが
    詳しく記載されているのでぜひご一読ください。
    その中で(『』内抜粋)

    『−働く分野ごとに色が決まっています。
    黒は木材を扱う職人の色で、
    グレーまたはベージュは石工など石を扱う職人の色、
    青いクルフトは金属を扱う職人、
    赤は布を扱う仕立て職人、
    白と黒の格子柄は食品を扱う職人です。
布地がコーデュロイなのは全分野で共通で、
    ピンとベルトのバックルは職業ごとの印がついています。』

    とありました。
    植字工は金属に関わるので青を纏うようです。
    職業ごとの印の金属加工業のものは不明だったので
    今回イェルクを描くことができませんでした。

    後書きにある『手工業の名誉と遍歴職人: 近代ドイツの職人世界』に
    興味を持ったので現在発注済です。
    一読したらまたお知らせしますね。

    他には
    近世ドイツの職人遍歴
    https://www.jstage.jst.go.jp/article/cuhreview/20/1/20_KJ00002967791/_pdf

    中世後期ドイツ職人組合の成立
    https://core.ac.uk/download/pdf/286927873.pdf

    などを参照させていただきました。

    因みにレビューの工房でガタガタやった時の「ステッキ」も
    杖ではなくて活版印刷の道具です。

    笹っぱ活字館
    https://www.katsujikan.jp/collection.html

    私が学生時代に左手で持ってヒィヒィ言っていたやつだわコレ。
    そんな名前だったんだ……

    こんなところでしょうか。
    あと、お言葉に甘えてネタバレチェックは外しておきますね。
    イラストのリンクもありがとうございます。
    こんな不気味な(笑)物でもよろしければ
    ぜひご笑納くださいませ。

    ではでは、今日も良き一日を!
  • おっといけない
    もう一つ書き忘れました。

    平凡社
    「新版 世界史モノ事典」

    16世紀の職人の服装など見てみたら
    昔話アニメに出てきそうな
    ピーターパンっぽい?服装でした。
    これじゃあ現代の遍歴職人の服装は着せられないなあ、
    と思ったものです。
  • ……「ステッキ」
    ヒィヒィ言ってたのは文選箱の方でした。
    もう記憶が埃まみれの穴だらけでお恥ずかしいデス……
    穴があったら入りたいどころか埋めておくれ。
  • >巻くならリュートの弦
    清々しいツッコミをありがとうございます!
    管巻きながら弦巻いたら弾く前に切れて馬鹿にしてきた酔客相手にひと暴れして酒場の主人にまとめて追い出されるところまでは想像しました。

    あ、こんにちは。
    近況ノート掲載の件、快諾をありがとうございます♡
    リンク貼らせていただきますね~^^

    「最果てのパラディン」はタイトルだけ聞いたことがあったのですが、なろう発の小説で、アニメ化もしているのですね!
    私は小説投稿サイトはカクヨムが初めてで、他のところはよく知らなかったもので、教えていただきありがとうございます。古風なライトノベルは好きなので、覗いてみます♪

    遍歴職人関係の資料のご紹介も、嬉しいです~( ;∀;)
    むっちゃ助かります!
    これが長編だったらがっつり調べてから書き始めるのですが、そもそも執筆の発端が締め切りまで3日くらいしかないKACという春のイベントの渦中のことで……続きも衝動的に書いたので、後からいろいろ足りなくて困っていたのです。

    ガタガタやった時のステッキはあっちのステッキだよねってピンときました(ΦωΦ)b✨
    あ、重いやつは文選箱でしたねw 新作書く前に埋まらないでくださいww

    訊かれてもいないのに我が家のお薦め資料を一個ご紹介しますと、絵本ですが『グーテンベルクのふしぎな機械』というのが、下手な学術書より絵入りで詳しく印刷工房の様子がわかって良いです!
    印刷博物館で一目ぼれして買ってきたのですが、こりゃ本当に正解でした。
    http://www.asunaroshobo.co.jp/home/search/info.php?isbn=9784751526996

    この絵本はグーテンベルクの時代なので15世紀頃なのですが、確かに職人たち、ピーターパンっぽい服装してます。タイツの色が左右で違ったり……!

    >平凡社「新版 世界史モノ事典」
    これなぜか日本史版だけ持っていて。世界史も買おう。

    いろいろ教えていただき、ほんとありがとうございます(*^▽^*)
  • >鐘古こよみさま

    > ひと暴れして酒場の主人にまとめて追い出されるところ

    そして入り口の外ですったもんだ大騒ぎして
    いつの間にやら意気投合してる続編があるわけですね。
    (酒場の主人に水をぶっ掛けられるオマケもあったり)

    > 執筆の発端が締め切りまで3日

    それで衝動的に書き始めてあのクオリティって……Σ(゚д゚lll)

    > ガタガタやった時のステッキはあっちのステッキだよねってピンときました(ΦωΦ)b

    流石ですd(^_^o)

    > 新作書く前に埋まらないで

    童話枠か現代ファンタジー枠かも迷い中で既に埋まってますぇ
    童話のつもりでガッツリ平仮名にしているものの
    特殊用語乱発しすぎで読みにくいかも。
    今から漢字に直すのも面倒でどうしましょう。
    今書いてるところだけでも既に平仮名はキツそうなんですよ。
    漢字入れないと返って難しそうです。
    カラス天狗の登場シーンがこんな感じ。

    『わたのみつらねた ゆいげさに
    ひっしきあんだは ねこやなぎ
    ほらがいがわりに たにしをかかえ
    たばさむどくだみ びろうせん
    からすあたまに ちょこんとのせた
    ときんはかしわの どんぐりかくと
    もものこえだの しゃくじょうに
    じゅずのみつらねた いらたかねんじゅ
    ちっちゃなやまぶし しょうぞくも
    ぴたりときまった だておとこ』

    なんの呪文じゃーーー!


    > 『グーテンベルクのふしぎな機械』

    おお!これは良さそうですね、早速ポチりました。
    ……また本ゲル係数ががががg
    ご紹介ありがとうございました。
    明日到着予定、楽しみです。

    > タイツの色が左右で違ったり……!

    ホントそれ
    世界史事典によれば
    『14〜15世紀になると享楽的で奇抜なスタイルが流行
    長いとんがり帽子、レースやリネンで大げさに飾り立て』うんぬんとありました。
    Wikiさんの織物ページによれば
    中世後期にはギルドにより専門化が進み
    より細い糸でより品質の高い織物が生産されるようなったのだとか。
    自動織り機が世に出るまではまだ少し掛かりますが
    ファッションで遊べる程度には
    余裕のある暮らしだったのでしょうね。
    日本も元禄期のゆとりある世情には
    奇抜ファッションが流行しましたし。

    > これなぜか日本史版だけ持っていて。

    世界史に加えて
    日本史、続 日本史
    3冊揃えてあります。
    調べようと思ったページしか見てないので勿体無いですけど。
    ちゃんと一通り目を通す価値はあるのに、なかなかねえ。
    ウチのは電子版なので
    パラパラパラって流し見ることができないのですよ。
    場所要らずなのはありがたいけれど
    捲りやすさは紙媒体の方がずっと良かったですね。

    ではでは!
    (のんびりしてたら18時!晩ご飯の支度がーーーっ!)
  • 近況ノートでご紹介させていただきました~(*^^*)

    新作のチラ見せありがとうございます!
    カラス天狗の登場という文章ににテンション上がります⤴⤴
    しかし、全て平仮名だとう……!?

    ええっと、冒頭は「綿の実連ねた結袈裟に」で合ってますよね。
    ひっしきはYahoo!先生の協力で引敷かなと。
    蒲葵扇、ほうほう。
    いらたかねんじゅ……。
    あとは検索しないでもわかりました♪
    カラス天狗ちっちゃいな♡
    ドングリの殻斗が兜巾って、かわええ(*´ω`*)

    「だておとこ」が平仮名のところがお気に入りですが、確かに全部平仮名は、ちょっと読みにくいかもしれませんねえ。

    『わたのみ つらねた ゆいげさに
    ひっしき あんだは ねこやなぎ』

    もうちょい空白入れたら、だいぶ違うと思いました……!

    『グーテンベルクのふしぎな機械』さっそくポチっていただけて、嬉しいです! 観賞用にもお薦め、お薦め。本ゲル? はてなんのことか……。

    >奇抜ファッションが流行
    一番困るのはコッドピースなのですが(ノД`)・゜・。

    モノ事典には「続 日本史」もあるんですね!
    参考になる~。私も世界史の方まずはポチリます♪
    ほんとありがたいです(´▽`*)
  • >鐘古こよみさま

    ご紹介ありがとうございました。

    カラス天狗にテンション上げていただいて嬉しいですd(^_^o)
    主役ではないけれど
    カラス天狗や猫又、化け狸などが出てきて
    ちっちゃいなりに頑張ってくれるのを書いているところです。
    メインは子リスの新米神さまと
    小学生霊能力少年ですが。

    漢字変換お疲れ様でした。
    全て正解です d( ̄  ̄)
    平仮名多めの
    漢字かな混じりにする予定ではありますが
    塩梅がなあ……
    チラ見せしたシーンは流石にもう少し漢字を入れておきます。
    空白を増やすのも良いですが
    「つぎのひらがなを漢字に直しなさい」状態は流石に……
    そしてうちわはドクダミよりカエデにするべきですね。
    形状の似たものを考えていて葵っぽいの、と思ったんですが
    カラス天狗はやっぱりカエデが似合う!

    > コッドピース

    ああ、確かに……
    アマゾンあたりの少数部族ならともかく
    何故欧州人がマネするか!
    長くしたシャツの裾を前後で留めるのもちょっとアレですけど。
    盛りに盛った女性の髪も凄いですよね。
    船のせてどうするんだか。
    日本の花魁みたいな特殊例なのかしらねぇ。

    おっと流石にもう寝なければ。
    ではでは
    失礼致します。
  • 良い物を見せて頂きましたにゃ。

    ……コメント含め!
    掛け合い漫才かにゃ?って思ったら、物凄く参考情報てんこ盛りでびっくり。

    ちっちゃい烏天狗さん、可愛い。
  • すみません、先程送ったコメント、訂正して送信し直しました;;
    もし既に読んでおられたら申し訳ありません。

      * * *

    てるるさん、あらためましてはじめまして。あちらのノートで話しかけてくださってありがとうございました!
    イラストが本当に素晴らしくて、しかもフラクトゥールの躍るデザインもかっこよくて。連打できるものなら「いいね」を50回くらいポチポチしたかったです……!

    チェコは憧れの国の筆頭でして、その他ハンガリーやクロアチア、セルビアやブルガリアも大好きなんです。いつかプラハで暮らしたいと夢みております……。
    そして、「ムハ」と出てくるだけでもじゅうぶんに知識人であられると思います! 私は、自分が好きなことのみちょこっと知っている、検索が得意なだけの無学な人間なのです。バーミティアスもまったく知りませんでした。検索してみましたが、ファンタジー小説なのですね。ファンタジーは苦手で、映画でもほとんど観ないのです……。(^^;

    てるるさんの、読んでいるうちに楽器を演奏したくなるリズミカルなコメントがとても楽しくて、ついフォローしてしまいました。こよみさんとの博識なコメントの応酬に、感嘆の息が漏れるばかりです。しかもユーモアのセンスも感じられて、お人柄にとても興味が湧きます♪(´∀`*)ウフフ
  • >hikagenekoさま

    いらっしゃいまし
    このような辺境へようこそ。
    銀竜草の連作のようには行きませんが
    小さな(しかも不気味な)一枚絵だけでお騒がせ致しております。
    (繰り返しますが不気味なのに)良いものと言っていただいて嬉しい限り。
    (大事なことなので3回言いますが、不気味なのに!)

    今書いているものは、
    あっちもこっちもみんな“ちっちゃい”んです。
    カラス天狗も一尺ばかり(30cm)
    まだまだ下書きが80%くらいなので
    文字数調整したり直したりで年内に上げられるかどうか……
    大量の平仮名を漢字に変えたらさらに文字数が減りそう(T ^ T)
    生活の中で執筆最優先ではないのでのんびり進行ですけれど
    お目にかけられるように頑張りますにゃ (=^ェ^=)
  • >烏丸千弦さま

    いらっしゃいまし
    二度にわたって書き込んでいただいたそうで
    ありがとうございます。
    ……何があったのやら?

    イラストもお褒めいただき望外の喜びです。
    フラクトゥーア、格好良いですよね!
    いかにもゴシックゥ!な趣があって良き。
    とても漆黒が似合う文字だと思います。
    でも現地の人が見たときに
    勘亭流っぽく感じていたらどうしましょう(笑)
    あかん、真っ黒な皮ロングコートを翻して
    寄席に突撃する力士の集団が脳内でアップを始めました。
    そろって四股踏んで。

    ……Ctrl+Alt+Del

    大変失礼致しました。
    ワタクシの人柄はこんな感じでございます。

    東欧に惹かれていらっしゃるんですね。
    あまり日本では深く習わない範囲ですが
    その歩みは苦難に満ちたものと察しております。
    私が若い頃にベルリンの壁が打ち壊されましたが
    その直後にセルビアとクロアチアの対立が表面化しました。
    それまでお向かいさんだったご近所が
    小道一つを挟んで敵国になってしまい
    大人が罵り合う姿を子供達が目にしている画面をニュースで見て
    胸が苦しくなったものです。
    知識不足で地図にしっかりと指差すこともできませんが
    “だいたいこのあたり?”という地域に
    主義主張の違う多くの民族が
    一つの壺にごちゃ混ぜになっているようなイメージがあります。
    「少しでも相手をねじ伏せて自分の主張に近づける」ことをやめて
    「少しでも相手の置かれた立場を理解する」方向に進んでくれることを祈ります。
    どんな争い事も想像力不足と無理解から起こると
    私は考えているので。

    > 自分が好きなことのみちょこっと知っている

    なんとなく最初に検索した名称は
    ヴラドとかだったのかな〜と思ったのですが
    ファンタジーが守備範囲外でしたら違ったかな。
    東欧イメージが貧困ですみません。

    > 読んでいるうちに楽器を演奏したくなる

    それこそリュートをつまびいていただきたく。
    ……バラライカの大三角も魅力的ですがアレはロシアだしなあ。
    (↑ご存じかどうか分かりませんが某ロシア系マフィアの女ボス)


    フォローもありがとうございます。
    そちらさまの玄関先をチラ見させていただいたところ
    相互フォローなどはされていないとのこと。
    私も少しばかり多忙な生活を送っておりまして
    基本的にやっておりません。
    最初にそう表示しておくと安心できますね。
    後で私もプロフィールに追加したく思います。
    勝手ながら参考にさせていただきます。


    それにしても我ながら
    「お前は文章を削る努力をしないのか!?」状態。
    お恥ずかしい限りの長文で失礼致しました。
  • たっぷりなお返事をありがとうございます!
    私もついつい(小説もコメントも)長文になってしまう癖がありますので、仲間だー♪ と親近感わきまくりです。とはいえ、私のコメントなんぞはこんなに博識なものではありませんが(^^;

    セルビアとクロアチアといえば、『灼熱』という映画が印象に残っています。紛争時、十年後、さらに十年後の男女の3つの物語を、それぞれ同じ俳優さんが演じているんです。
    初めは同じ俳優さんなのに違う役なんだ? と混乱しましたが、観終わってからやっとわかりました。違う俳優だったら単に、そんなカップルがいたんだーで終わりそうなところが、同じ俳優が演じ分けることでそれが普遍的な、当時ありふれたことだったという印象になるんです。

    好きが高じて作品のなかで扱うため、いろいろと検索して勉強しているうちに、プラハはますます好きになりました。
    最初はTVで視た景色に惹かれただけだったと思います。それがビロード革命など、もともと好きなロックとリンクしたりして、その国民性にも惚れこんだんです。
    ヴァーツラフ・ハヴェルがニューヨークから持ち帰ったヴェルヴェット・アンダーグラウンドのアルバムが、チェコスロバキアの若者たちに影響を与え、人権運動やビロード革命に繋がっていくなんて! ロックってやっぱり素晴らしいと思いました。
    蛇足ですが、いま執筆中の作品にはサマー・オブ・ラヴを絡めたりしています。
    今の世にも、かつてのラヴ&ピースのような潮流が生まれてほしいと願うばかりです。

    相互フォローは、していないというか、読み合いが苦手なのです。私は読む側として非常に偏食でして……。読まれれば嬉しいので、どんな人が読んでくれたのかなーと足跡は辿るのですが、ジャンルや文章など、好みのものでなければ読めず……、ちゃんと読んでもいないのに、☆だけ投げるのは作品に対しての冒涜だと考えていますので、それで「基本、読み合いはしません」と。(^^;
    足跡を辿って、作品を楽しめれば鬱陶しいくらいの長文コメントを送ったり、☆もブラボー! と拍手しているつもりでポチポチします(笑)

    ……長文コメ仲間だーと安心して、こんなに書きこむことをお許しくださいw
    ということで、もしもうちにおいでの際は、文章を削る努力など不要ですので、思う存分どうぞ☆
    それでは、長々と失礼いたしましたー。
  • >烏丸千弦さま

    お返事大変遅くなってすみません。
    仕事しながら自宅介護もしておりまして
    老親の症状によってはネットができないこともありますので
    音信不通になる日もしばしばです。
    静かな時は「ああ、てんてこ舞い舞いしてるんだな」くらいに
    思っていただけると幸いです。

    > 長文になってしまう癖がありますので、仲間だー♪ と親近感わきまくりです。

    わーい!ナカーマ!
    伝えたいことを丁寧に誤解されないように、と考えると
    長くなってしまいますよねー
    うん、仕方ない、仕方ない。
    だから今回も長文なのよ。
    (と開き直ってみる)

    >「灼熱」

    元々あまり映画を見ることがなくて
    存じ上げなかったので映画の背景など検索してみました。
    まさに民族間の軋轢を真正面から扱った作品ですね。
    当時のニュース画面を見るのも辛かった思い出が蘇りました。
    私、「ごんぎつね」で毎回涙するほど涙腺が弱いので
    「ドリナの橋」も興味はあるものの未読なんですよ。
    故郷が地続きで他国と接することのなんと困難なことか。
    日本で生まれ育っていると
    その辺りの感覚が鈍くなってしまいますね。
    東欧、深すぎる……

    まあ、そんな呑気な日本も
    じわじわ他国の手が伸びてきていて恐ろしい昨今ですけれど。
    (今年義妹が亡くなったのですが
    東京都内の火葬場、2か所を除いて全てC国系資本に制圧されていました。
    他府県では数千円〜1万円台の火葬代が
    都民だけ9万円台なんですよ。
    びっくりです。
    ただでさえ身内が亡くなって数日の遺族にこの請求。
    都内じゃ死ねない時代になりました。
    都が旗振って推進しているソーラーパネルもC国製だし
    地下水のある土地も買い占められて
    ガンガン汲み出されてるしどうなってるんだか
    国土を他国に売るに等しい行為だと思うんですがねぇ)

    > ヴェルヴェット・アンダーグラウンド

    うにゃ?
    すみません、80年代のMTVは夜中にコソコソ見ていたんですが
    ちょっと年代が違うみたいで申し訳ない。
    Eurythmics みたいな感じなら好きですが。
    Mr.misterのKylieも好きだったなあ。
    Rick.SpringfieldのRock.Of.Lifeは今でも持ってます
    Do they know it’s Christmas や
    We are the World なんかが流行っていた頃ですね。

    > サマー・オブ・ラヴを絡めたり

    うわ、また重厚そうなテーマを……
    「目を逸らすな!」と叫んでいそうですね。
    「ごんぎつね」で泣くような柔なヤツでは打ちのめされそう。

    > ちゃんと読んでもいないのに、☆だけ投げるのは作品に対しての冒涜

    同じくです。
    ちなみにちゃんと読んでもいないのに「これ嫌い」とも言いにくくて
    若い頃は無理して苦手な作者の作品も一冊は読まなきゃ、な感覚だったんですが、
    1ページを捲るのに大っっ変な気力が消費されてしまい、
    「無理なものは無理」と、今では最初の数ページで諦めることも覚えました。
    (↑英語教材で知られるアメリカンな某メジャー作家
    アレは無理、私には合わないです)
    とてもとても努力して一冊読了しましたが
    「読者馬鹿にしてんのか?」感が拭えませんでした、まる。
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