こんばんは、亖緒です。
今日はハンセイ記の初音後半をお待たせしてるので、没ネタを公開します。
小パラグラフの一つで使うため考案していたのですが、三万文字を超えてきたので文字を減らそうと思い(減ったとは言わないorz)、書き方を変えた部分です。いわゆるお手紙です。エピソード公開後に比較いただけたら幸いです。
でわ。
-----ここから下が没ネタです-----
拝啓 吾郎さんの本命さんへ
初めまして、鮎ケ瀬緒珠です。小佐野吾郎さんの一年後輩をやってます。将来は吾郎さんと同じ職場で働いて、一緒のお家に住んで、吾郎さんの子供を産み育てたいです。だから吾郎さんとは別れてくださいね……なんてね(テヘ
ごめんなさい。あらためて、鮎ケ瀬緒珠です。小佐野吾郎さんの一年後輩で岩手大学に入学した後輩になります。吾郎さんとは大学内のサークルで知りあい、大変お世話になりました。吾郎さんにはとっても感謝しています。しきれません。それぐらい色々とお世話になってしまいました。
特に秘密だったあたしの持病を知られてしまったこともあって、逆に甘えてしまいました。そのせいで吾郎さんは釜石へ戻る暇もなくなり、あたしの介助までさせてしまいました。吾郎さんとのあなたの時間を奪ってしまったと、とても悔やみ悩みました。どうして吾郎さんに出会ってしまったんだろうって。
(数行に渡って濡れて乾いた後とインクが滲んで読めない状態が続く)
すみません、少し涙ぐんでしまいました。あたしはもうすぐこの世からいなくなります。吾郎さんを綺麗なままでお返しできなくてごめんなさい。でも、お邪魔虫は消えるから、吾郎さんとは時間をかけてでももう一度仲良くしてほしいと願ってます。
もしあなたが良ければ、あたしの希望の分ものせて、吾郎さんと一緒に幸せになってください。さようなら。
あなたのライバル 鮎ケ瀬緒珠より
20〇〇年△月◇◇日
追記
死にたくない。まだ生きたい。あなたに渡したくない。もっとキスしたい。もっともっと深くつなが(以降、濡れて乾いた後とインクが滲んで読めない状態が続いて終わる)