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映画「モントルー・ポップ」に衝撃を受けたようなもの そして久々に猫画像 Take15

ここ暫くの音楽映画三昧。見たいと思っていた「モントルー・ポップ」、
何とか上映期間内に間に合いました。

1969年のウッドストックの2年前、モンタレー・ポップ・フェスティバルが開催されました。
この時期は、ビートルズの「サージェントペパーズ・ロンリーハーツ・クラブ・バンド」が発売されています。
今までシングルの寄せ集めだったアルバムですが、この「サージェント~」以降、
アルバムの曲目や曲順に大きな意味を持つようになります。

そしてモントルーのフェスですが、60年代終わりに相次いで亡くなる
ジミ・ヘンドリックスやジャニス・ジョプリン、そしてオーティス・レディングが出演している
重要なフェスとなっています。

この映画は、モンタレーのフェスの記録映画として製作されましたが、
日本では劇場公開はされず、今回、レストアされた4K・5.1CH版という最良の状態での初公開となります。
兎に角、50年以上前の映像とは思えないほど、画像が奇麗です。まずそれに感動。

ママス&パパス、キャンド・ヒート、カントリー・ジョー&フィッシュといった
通は喜ぶようなグループも参加していますが、
やはりジャニス・ジョプリンの熱唱は心を打ちます。

https://www.youtube.com/watch?v=X1zFnyEe3nE

最初見た時に「え?」と思ったのが、エリック・バードン&アニマルズの「黒くぬれ」
ローリングストーンズのカバーですが、冒頭のバイオリンから圧倒されました。
こんなにカッコいいグループだっけ?

https://www.youtube.com/watch?v=qxnvzB8OTrI

そしてジミヘン以外にもギターを破壊していたのがTHE WHO。
最後にはドラムセットも倒されて、収拾がつかない状態に。
でも「マイ・ジェネレーション」はカッコいいです。

https://www.youtube.com/watch?v=Q-vdrXEXI_0

そしてモンタレーと言えば、ジミ・ヘンドリックスの演奏。
「ワイルドシング」は、映画「メジャーリーガー」でカバーされ、
今も聴く機会が多い曲ですが、ジミ・ヘンドリックスもカバーしています。
この時の演奏は、ギターを背中にまわして演奏したり、マイクスタンドにギターを擦り付けたり、
そして最後にはギターに火をつけて更には破壊するというパフォーマンスを見せています。
今やったら、即退場でしょうね。

https://www.youtube.com/watch?v=xVN8_7wVSG0

そして映画の最後を飾ったのは、意外にもラビ・シャンカール。
当時のサイケデリックカルチャー全盛期には、インドの音楽は神秘的と感じられウケていたのでしょう。
まさか20分近くの演奏が流れるとは思っていませんでした。
今は聴く機会が少ないので、シタールやタブラ(太鼓)に触れられるいい機会だったと。
因みに、ノラ・ジョーンズは、彼の娘だと初めて知りました。

https://www.youtube.com/watch?v=lk60ObnbIOk

全体的に編集が雑な部分もあり、観客や周りの様子の割合が多いのが気になりましたが、
当時のファッションとかも見ることが出来て、それはそれでよかったのだと思いますね。
うん、見れて良かったです。

そして久々のむぎの画像。まるで饅頭のように丸まっている姿を。

2件のコメント

  • THE WHOとジミヘンはウチの父が好きな音楽でした。まだ存命だったら喜んで見に行っただろうなぁ><
  • 川中島ケイさん、コメントありがとうございます。

    自分が生まれる前の音楽ですが、今には無いようなパワーを感じますね。
    THE WHOとかキンクスとかは、殆ど来日はしませんでしたが、
    コアなファンがついているようなグループですね。
    自分も好きですね。
    ジミヘンは言うまでもなく、これ以上はないようなギタリストですね。
    早くに亡くなったのが非常に惜しいです。
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