〇テーマ
高校生もしくは青春っぽいことを書いてみたい……。
普段そういうのはあまり書かないので、一種の挑戦。
10代半ばというのはとても悩みが多い時期。未来にはただただ闇が待ち構えていて、何も確実なことなんてない。そう考えている人もいる。
光なんて無い。現れちゃくれない。
しかしそれでも、明日という一つの光を求めて手を伸ばす。
そんな前向きな人生賛歌を文章で書き記したい。
〇世界設定
舞台は現代日本。主人公たちは、田園広がる山間の田舎町に住んでいる。
近くの岩戸山の麓に、よく知られていない洞窟があるらしい。
〇登場人物/キャラクター設定
主人公 来栖頼都(くるすらいと)……高校1年生。やや内向的だが思慮深い。
基本的には無気力で、夢が無い。
友人 尾鷲永輝(おわせながてる)……頼都の友人・クラスメート。社交的。
頼都を岩戸山洞窟への探検に誘った。
ヒロイン 天音柚実(あまねゆみ)……頼都の同級生。喜怒哀楽が激しい。
岩戸山洞窟への探検を企画した張本人。
その他キャラ多数。〈俺〉の一人称を予定。
〇ストーリー
ある年の夏休み。8月上旬のこと。
いつも通り無気力で、抜け殻のような日々を送っていた主人公・来栖頼都。
しかし急に、LINEでメッセージが届く。それは高校で唯一といっても良い友人・尾鷲永輝からのものだった。
内容は〈近くの岩戸山洞窟に行ってみないか〉というもの。初めて聞いたその名前に疑念を抱くも、少し興味があったので自転車で行ってみることに。
そこで出会った今まで話したこともない同級生たち。彼・彼女らと共に進む洞窟探検の果てには、岩戸山洞窟の謎を解き明かす鍵があった。
それと同時に多くの驚き・恐怖に彩られる探検の中で、頼都の考え方や心の持ちようも少しずつ変わっていく。