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新エピソード投稿です (^^♪

「為朝伝」第49話、「白蛇団」です。
だいたい一週間に一回、週末に投稿のペースで落ち着きそうで、自分でも少しほっとしてます。

やっと白縫姫が本格的に登場。
阿蘇家の縁起と八郎たちに味方する理由を語ります。
でも、それに八郎自身が異論を唱えて……
いや~、ここまでの展開は苦労しました。
伝承通り大蛇を退治するんじゃあ本作の今までの流れにそぐわない気がして、ああしようこうしようって頭の中でアイディアが二転三転。
前回の投稿後も内容の一部を書き変えたりしました。
今回の内容に「あれ? これは前回に述べてなかったか?」っていう部分があるのはそういう理由です。
まあ、推敲や細部の変更が再々なのはいつものことなんですけどね。
我ながら推敲マニアっていうか (^^;)
でも、とりあえず書き終えて、これで一段落です。
次はついに大宰府との決戦!

ところで阿蘇神社ですが、いかにも由緒ある神社らしい古風な造りと佇まいが素敵ですよ 😄
歴史ある大門(鳥居?)は熊本地震で酷く傷ついたようで、現在修復中ですが、全体的に、作品中にも書いたような、出雲大社とかの古い神社に共通の荘厳な雰囲気がありますね。
こじんまりとした参道(これが珍しく、正面ではなくて横に伸びてます)も、まだあまり観光地化してなくて、でも「肥後の赤牛丼」とかが美味しくって、以前から名物の高菜飯なんかもお勧めです。
作品中で祭神の健磐龍命に独自の解釈をしたお詫び、という訳でもないですが、ちょっと宣伝しちゃいます。

それにしても神社伝来の名刀(第二次大戦期の混乱のせいで行方不明に!)「蛍丸」を登場させることができなかったのは、かえすがえすも残念です。
激戦で刃こぼれした刀身に欠けた刃が飛び集まって、元の場所に納まり、ひとりでに修復された、その様子がまるで蛍の飛ぶようだった、っていう幻想的な逸話のある太刀なんですが、時代がちょっと違って、作刀されたのが鎌倉時代、件の伝説が南北朝期らしいんですよね。
だから八郎の時代にはまだ存在しません。
存在したらぜひ八郎に持たせてみたかったなあ。
似合っただろうなあ。
「刀剣乱舞」にも登場する有名な大太刀なんです…… 😞

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