この近況ノートは17話~19話辺りまでの、これまでと雰囲気ががらりと変わった進行に、「おいおいこれまでのコメディタッチはどうしたんだ」「実はシリアス作品だったのか?」などと不安を抱かれてしまった方向けです。
【~18話までのネタバレが含まれています。必ずそちらを先にお読み下さい】
お読みいただけた方は下へどうぞ!
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それでは改めまして! 山下六月って言います!
えー、何と言いますか、単なるギャグパロ作品では終わらせたくない! と天邪鬼精神を発揮したりする生態系だったりします! 物語の変調とか手のひら返しとかも大好きな輩です!! よろしくお願いします! 何卒よろしくお願いします!
でも大円満も好きなので、展開についてはとりあえず安心してください!
で……そんな作者の癖は置いといて。
こんなに落差があったら、今後どうなっていっちゃうのか……そう不安になられた方、きっといらっしゃると思います。
大丈夫です。安心して下さい。
――ハッピーエンドは、既に確定しております。
何故なら、今貴方がこれを読まれている時点で。
【『黒幕』の目的は、既に達成されているから】です。
え? それじゃダメなんじゃ? と思われるかも知れません。
しかしですね。その事実は――目的が達成された以上、陸也や時乃に害を成そうとしたり、影響を与えようとしたりする存在は、この物語中にもういない――と、そう置き換えれば、ポジティブに捉えることも出来るのです。
……そう。つまりは【陸也や時乃にとっての『最大の難所』は、既に終わっている】とも言い換えられます。
よって後は陸也や時乃と一緒に、物語最大の謎である《『黒幕』の正体やその目的》=《『どうしてこのVRゲームに放り込まれたのか』》をつまびらかにしつつ、エンディングまで駆け抜けていくだけ……という感じなのです。
もちろんその道中は、今まで通りパロディネタをなるたけ(具体的に言えば雰囲気を壊さない箇所を見極めて)ちりばめて、今まで通り気楽にお読み頂けるよう頑張っていますので、そこはご安心下さい。
ただその上で、『黒幕』絡みの大謎についても、陸也や時乃がきっちり明かしてくれるようにしてあります。
そしてそこに最大のカタルシスを感じて頂けるよう現在進行形で頑張ってますので、是非ともお楽しみにしていて下されば、と思います。
……陸也と時乃が上手く立ち回りゲームを攻略していったその裏で、『黒幕』は一体どんな事を企み、どんな暗躍をしていたのか。それを『マリクの伝説というゲームの結末』と共に、最後まで楽しんで下されば幸いです!