更新したのは昨日ですが。残す所あと3話で完結ですね。気付けば早いような、不思議な感覚。
悪鬼が口にしていた、欠片の身云々っていうのは【20話 神去りし地】で明記された神話の内容のことです。
https://kakuyomu.jp/works/16818093075957303360/episodes/16818093077250400167神話の世では竜神に文字通り八つ裂きにされました。あの鬼は現在八分の一しか力を持たず、本調子でもない(そもそも器の癒々が弱い)ので、マジで人間が勝ちの目を拾うなら今しかない感じ。
八つの内訳は両の手足、胴体、頭、魂魄、影です。あいつはその中の影に当たり、真似たり変化することを得意にしてます。
欠片の内ではだいぶ話が通じる方なので、人間の価値観や心情に対し理解があり、搦め手も使って来ます。影だから物理攻撃力自体はとても低い。
これだけだと如何にも弱そうな印象ですが、他の力押しが得意な欠片と比べれば厄介さが遥かに上。力を付けて人間への理解が深まると、一番倒し辛い難敵になるので真っ先に叩くのが正解。人間側はその順序に恵まれたとも言える。
まあ本編はもう完結するので、他の欠片に出番はないですが。設定としてはこんな感じの敵ですよと。一応続けようと思えば続けられる終わり方にしてますけども。
次回、決着が付く話。