圜と大成はあんな感じ。まあ要するに斉天大聖な訳ですが。分かり易いモチーフなので特に語ることないですしね……( ˙꒳˙ )
じゃ設定だけつらつら行こうそうしよう。そもそも猿の形態で精霊になれるのは、人間。水子の魂だけなんですよ。あの世界においては。
産まれられなかった、或いはすぐに亡くなってしまったが為に、その魂は「何にでもなれる」「何になっても良い」と最初から世界に肯定されている存在。
なので、形態や属性を飛び越えた技能や能力を獲得出来る。ただし由来が由来だけに、育てて貰わないと成長出来ない。それが猿の形態の特性です。
大成の元になった魂は、自分の弟が自分と同じように大人になれないんじゃないかと心配だったので、だいぶ頑張って弟の傍に精霊として生まれました。
何も知らない圜が、大きく成れる、と祈りを込めて付けた名前をとても気に入っている。その思いの深さに負けないものを注いで、返している。
最早人間ではないから、兄弟だった事実も意味のないことだけれど。彼らの間にある絆や繋がりは、周りに映るよりももっと強固で、因縁めいている。呪いでもあるのかもしれない。
まあそれらを差し引いたとしても、圜と大成の絆はしっかりした物ですね。単純に相性が良い。
次回は悪鬼との戦闘が本格化します。女子供だろうと無事で済むと思うな派の波津井です。シクヨロ!