精霊はなんで善人も悪人も区別なく加護をやるのか? の答えがああだよ、と。
精霊にとって人間は潜在的に悪性の動物なので、個々で判断してないというか。総意と共通認識の元に、加護システムが存在するみたいな。
自然が自己主張しない世界がリアル側で、して来るのが幻東の世界観ですね。因果応報がダイレクトアタックして来るよ。
物語初期の魍魎と化した滝の精霊は、人間に加護を与えず自然と共にある精霊でしたが、川を汚染した染物の村に報復してます。
その影響で動物(癒々の村の猪被害)に波及してたよ。という繋がりありきです。
草木染めって色の定着に重金属使うとか普通にあるので、廃棄された汚染水はだいぶ有害性が高かった。
まあ本編でそこまで拾ってると字数があれなのでばっさり切ってますが。舞台の環境としてはそんなでした。次回、おや? 癒々の様子が……