二人が寝落ちしたので主観を癒々に交代。舞台となる竜骨諸島は竜神が主神なので、姿形の似ている蛇は大変ありがたがられる生き物です。
以前の話中で精霊の格差について触れましたが、基本的に精霊の格は並び通りに蛇、魚、鳥、獣(四つ足)、猿の順に強い→弱いです。
ざっくり言うと竜神に近い方が強いみたいな感じ。ただこの強弱は人間の価値観に基くもので、精霊の実態にはそぐっていません。傾向としては正しい、くらい。
精霊は相応に時間をかけるか力を得れば、どんな生まれであれ、最終的には天津神に届き得るので。成長の仕方とか速度に違いがあるのは確かです。何を根源にして発生した精霊か、とかもあるので。
まあ文字数の都合上、本編でそこまで触れることはないのですが。フレーバー程度に読み流して下され。
次回癒々のあれこれが判明する話。この章もじき終わります。