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メンです257話更新

リドニキに情け容赦など求めてはいけない……そして次からキッドのエピソードです。
木戸晴馬の日記から引き続き、異世界転生不適合者の抒情詩のタイトルを冠します。
キッドの中身である蟲人ユネネムの生前を描くので、時間軸はだいぶ過去になります。
エピソードとしては二話分、次々回も過去視点を挟み話中で現在に戻ります。

キッドの中身が二人分である旨は一応246話死者の国の王の末尾でほのめかしてました。
登場すべき最後の二人……と。その時点ではキッドとリカントのことだと誤解して貰える
ように書いたので、読者さんには伝わっていないのが正しい。二人とは誰と誰を指すのか
が今話で言及された木戸晴馬と転生者でした。リカントは基本ゴーレムなので、正確には
一人ではなく一体と数えるべき存在なんですよね。あいつには人権がないのです。

リドニキの台詞だと分かり難いかなと思ったので追加説明を。前世地球人(エマリ)の魂が
魔界で蟲人(ユネネム)に転生、死んで幽霊となり木戸晴馬に憑依して死なせた流れです。
ユネネムの生前に何が起きてそうなったか……を次回から描写して行きます。


次回異世界転生不適合者の抒情詩その3

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