• 異世界ファンタジー
  • 現代ドラマ

企画での質問や困った事の相談の置き場

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1件のコメント

  •  後前ぱんつ さん

     有難うございます。

     時折、そう言って頂ける方がたまに居られますがそんなに大層な事はしておりません。
     ただ、本当にバイブルの小説をそう思って頂けているのであれば、拙いアドバイスをさせて頂こうと思います。

     まず世界観や設定ですが、はっきり言いましょう。無駄に尖った設定を考えない方が良いです。
     大抵の世界観、設定などは出涸らし状態です。
     自分に自信が持てるようになるまでは、テンプレ、王道で上等と開き直る方が良いです。何から何まで出来るのは一握りの天才だけと認めて、自分が勝負するステージを1つ決めてそこで頑張りましょう。

     バイブルが一番、キモだと思っている事はキャラクター、つまり登場人物を自分で動かそうとしない事です。
     書き手がするのは初期設定、性格などを決めるだけで物語が動き始めたら自分の都合の良いように動かそうと決してしないこと。
     これをする、しないで大きくキャラクターの魅力が変わるというのが持論です。性格の乖離を起こさせない為です。

     そして、そのキャラクターを自分が作った舞台に置いて、コイツならきっとこういう行動をするといった事を映像化してそれを自分の言葉で文字にする。
     つまり登場人物を一人歩きさせる状況を作ってそれを観察して書くと言う事ですね。

     だからバイブルの小説は1から10までストーリーを細かく考えて書いてません。
     分かりやすく言うならスゴロクを思い浮かべて貰えると分かりやすいかもしれません。
     次のマスに行くまでの棒線の間は何がある? そこが繋ぎの話や馬鹿話、キャラクターとの繋がりを感じさせる日常の話が入ってきます。
     マス毎の押さえないといけないストーリーに行く程度の補正は良いですが間違ってもしてはいけないのが性格の補正です。

     よく読み手にこの子がエロかったら愛せるだとかツンデレならとか言ったり、この子は好きになれないと豪語する読み手がいます。
     はっきり言いましょう。こんなのは無視しましょう。

     前の方に語ったようにキャラクターの性格はストーリーに直結します。
     その読み手が嫌い、好きと言ってるキャラクター達は間違いなく物語の一端を担っているのだから……特に主要メンバーなら余計にね?

     勿論、会話のキャッチボールが出来てないなどや、精神異常者か? などとバランスの疑いが持てる性格で、特に『ほのぼの』だとか『明るい』物語を書いているような場合は見直す必要はあります。

     これを読み手に言うと読み手を無視するモノなどゴミだという方がいますが、今回の質問で一番大事な事を言います。
     バランスが分かってないのに騒ぐヤツがゴミです。そして、その読み手は大きな勘違いをしてます。

     一番大事な読み手は貴方です。書き手である貴方が本当に読みたいと思える作品を自慰行為と言われようが書く覚悟を持って貫く事が出来れば貴方が求める作品に近づけるのではないかと私は思います。

     最後にセリフ、描写などを使って読み手に想像させましょう。良く読まれない作品にあるのですが読み手の想像にお任せします、とばかりにセリフばかりや、描写が薄いのがあります。話している最中、棒立ちして無表情に話してるの? と言いたくなる作品が多いです。
     ですが、細か過ぎる描写も読み手が疲れます。なので、『眉間に皺を寄せた』や『拗ねて唇を尖らせた』だとか『手が白くなるほど拳を握りしめた』などと状況説明部分の描写は一部分にしましょう。
     読み手はそこから想像の羽根を広げるキッカケにしてくれます。

     参考になったでしょうか? 何か引っ掛かるモノがあればいいな、願っております。
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