計画的に自作を書き足しする、という試みが休みなく続き、とうとう9日目まで到達した。
脳みそから絞り出すように、というほどではないが、やや無理目の状態から手探りで少しずつ書けている状態なので、もうあと10日間やれと言われたら無理っぽい。
しかし、10日休んでまた10日分書け、と言われたら不可能ではない。
それくらい「書き足し」というのはやろうと計画すればできるものだ。
描写を細かくし、ちょっとしたエピソードの枝葉を付ける、というくらいで800字は書ける。また、元の作品を四分割して、それぞれのパートの前後に短い書き足しをつけることもできる。
ということは、有名な作家(サキやポーなど)の書いた、かなり有名な短編にも同様の書き足しはできなくないはずで、書き足しに書き足しを重ねて、最後に元の部分を引っこ抜いてしまってはどうか。
それは新しい創作の形といえるかもしれない。番外編と、正式な続編の合いの子のような存在である。