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執筆日記 第5章を少しずつ書くの巻

昨夜は第5章のクライマックスを書こうとしたものの、夜8時から12時頃まで、だらだらと何も書けずに時間を潰す。

全体のクライマックスの場面は、主要人物だけで十人はいる上に、意外な人物が再登場するので書きにくい。

そこで、漫画家が大雑把な絵(人物の顔は十字)を描いて構図やコマ割りを決めるように、文章を書く際も段落単位で、


(時間と外の様子、中の様子)
 ↓
(大広間の様子) 
 ↓
(そこへ入ってくる人々の様子、先にAグループ、次がB、C) 
 ↓
(Aが難癖をつけてBと罵り合い)
 ↓
(Cが何々の話題を持ち出して説明)


といった形で、後で書く文章の順番、内容の指定だけを書いておく方法もいいなと思いついた。

シナリオでいう箱書きを小説の段落単位で行うような形なので、流れを正確にイメージできるし、精密な文章を「書けない」というスランプ気味の時でもこれなら進めることができそう。

すぐに書けそうなセリフ(例:会話のやりとり)や、決定的な描写、たとえなどは一応、忘れないように押さえておくつもりでメモ風に書いておく。

こういうやり方で文章を書くというスタイルは見聞きしたことがない。エッセーやその他の文章を書く時にも応用できるので、もっと試してみたい。

この方法のおかげで、朝早く起きて2,000字ほど書けた。もう少しで第5章は完成しそう。

何と、今回でこの近況ノートは1000回目になった。原稿用紙2000枚分くらいは書いているのではないだろうか。

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