エピソードの「17」から「23」まで、冒頭だけを少し書いてみてはどうかと思いつき、実際にやってみたらバラツキはあるものの、ひと通りは書けた。
明日はその続き、明後日もその続き、と書き足していければ三日で7つのエピソードが完成することになる。
これは一人で流れ作業を行うようなもので、効率がよい。
今までのやり方は以下の通り。
一日目:「17」の序盤
二日目:「17」の中盤
三日目:「17」の終盤
四日目:「18」の序盤
五日目:「18」の中盤
六日目:「18」の終盤
↑こんな風に書いていたのだ。
これだと六日をかけて2つのエピソードが完成する。
当たり前と言えば当たり前だが……。
今日やってみたのは、理想的には以下のような段取りになるはずである。
一日目:「17」~「23」の序盤
二日目:「17」~「23」の中盤
三日目:「17」~「23」の終盤
四日目:「17」~「23」の推敲、完成
五日目:休み
六日目:休み
このように執筆すると、四日で7つのエピソードが完成して、残り二日は休みである。
そして、こっちの方が書きやすいという圧倒的な事実!
小学校の授業のように、あっちを少し、こっちを少し進める。
幕の内弁当のように、あっちを少し食べて、こっちも少し食べる。
そういうスタイルが向いているのだ。
自分にとって、これはかなり有力な方法ではないかと思う。
もっと本格的な長編を書く場合も、こういうスタイルの方が良いかもしれない(その場合は事前にプロットをきっちり作らないと難しいはず)。