夏休みは作家デビュー! 高校生限定文学コンテスト開催決定!
612 作品
福井県越前市出身。 2013年に角川スニーカー文庫より「この素晴らしい世界に祝福を!」で書籍化デビュー。2016年にTVアニメ第1期、2017年にはTVアニメ第2期が放送され、シリーズ累計400万部を超えるヒットとなった。現在は新作「戦闘員、派遣します!」と2つのシリーズを執筆している。また、月刊少年エースにて連載中の「けものみち」ではコミック原作も手がけている。
所感としましては、粗削りながらも才能を感じさせる方、この年で既に洗練された文章を書く方などがいて驚かされました。全体的にレベルの高い作品が多く、このまま商業作品として世に出しても通用しそうな物もあり、最近の高校生は凄いと感じさせられます。今回受賞された方はもちろん、惜しくも逃してしまった方も、まだまだたくさんの傑作を生みだされる事を期待しております。いつの日か、作家仲間としてお会い出来る事を願いつつ―
読売新聞東京本社 活字文化推進会議事務局長
1988年、読売新聞社入社。政治部、経済部などを経て、2017年4月から、読売新聞社が出版関係業界と協力してつくる活字文化推進会議の事務局長。
大賞をはじめ入賞者の方々、おめでとうございます! 初めはどのような作品が応募されてくるのかな、と興味津々でした。やはりライトノベル? と勝手に推測していましたがそれに限らず、全体的に文章力などの面でもレベルが高く、かつ内容的にも面白い作品が多く、私自身、時間を忘れてあっという間に読んでしまいました。この中から、将来、プロの作家が誕生し、そのきっかけがカクヨム甲子園だったということになればいいなと思います。
KADOKAWA カクヨム編集長
中央公論新社入社後、文芸ジャンルの書籍編集者として勤務。2014年3月筑波大学社会人大学院にてMBA(経営学修士)取得。2016年3月KADOKAWA入社、カクヨム編集部に配属され、2017年2月より現職。
カクヨム甲子園の開催を告知した際、どれだけの人が参加してくれるだろうかと不安な気持ちもありました。それを吹き飛ばす、両部門あわせて1000作品を超える応募。高校生ならではのみずみずしい感性に満ちた、完成度の高い作品群に圧倒され、時に笑い時に涙しながらの選考でした。両部門大賞1作品、奨励賞5作品を選出しました。カクヨム甲子園に書き手・読み手として参加してくださったみなさまに感謝いたします。
短い紙幅の中で、テーマを物語るだけでなく、オチまで工夫を凝らされた作品が多かったです。異世界ファンタジー作品から実体験を綴ったエッセイまで、幅広い物語に出会えた部門です。 河野葉月(カクヨム編集長)
目の前には鍋と一人の先輩。今日も今日とて問答が始まる。
ホラー仕立てのショート。わずか約1400字の中で凝縮されたストーリー展開、文章にも無駄がなく、最後のオチも効いています。
日江井俊男(読売新聞東京本社活字文化推進会議 事務局長)
Web小説では人気のある異世界を舞台に、勇者と魔王を登場させた作品です。エンタテインメントとして読ませようという意気込みを感じました。
河野葉月(カクヨム編集長)
主人公の少年と、「神様だから」と言い張る少女の関係性が描かれていました。短い中で過不足なく二人の物語が伝わってきて暖かな気持ちになりました。
河野葉月(カクヨム編集長)
思春期の恋愛感情が丁寧に描かれています。主人公の女の子が「子ども」と「大人」の間を生きている様子がリアルな感情を伴って伝わってきました。
河野葉月(カクヨム編集長)
視点の作り方がユニークで、しっかりと物語に生かされていました。途中まで思っていたのとまったく違う世界を提供する結末に、だまされる醍醐味を感じます。
河野葉月(カクヨム編集長)
受賞作の中では唯一のエッセイ作品です。木訥とした文章で綴られる体験を通じ、その時々の感情が伝わってきて、実話が持つ説得力を感じました。
河野葉月(カクヨム編集長)
高校生のみなさま、多数のご応募ありがとうございました。
「【高校生対象】文学はキミの友達。「カクヨム甲子園」【ショートストーリー部門】」の中間選考の結果を発表させていただきます。
多数の力作を投稿してくださった皆様、並びに作品を読んでくださった皆様には、改めて深く御礼申し上げます。
※掲載の並びは作品のコンテストへの応募順となっております
構成の工夫が特に生きていた作品です。ほのぼのとした日常の雰囲気や主人公と先輩の会話を楽しんでいたら、思いがけない結末に、たいへん驚かされました。
河野葉月(カクヨム編集長)