概要
〜はじめに〜
⚠この作品は、中華BLファンタジーです。カクヨムコン中はブロマンス寄りなので、BL苦手な方でもおそらく読めるかと!
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紅藍玉(ホンランユー)は魔王の第七皇子だが、幼い頃からなにをさせても標準以下の才能しかなく、武術も剣術も魔力も何もかもが底辺という、魔界中が知る " 落ちこぼれ " であった。
しかし、ある出来事をきっかけに、それが王位継承争いに関わらないようにするために、わざと実力を隠していたのだということがバレてしまう。
紅藍玉の本当の実力を知った魔王は、懸念していた通り、王位継承の「第一位」として、本人の意志など関係なく、第七皇子の名を連ねてしまう。当然それには皇子や権力者たちが反発し、訴えを起こす始末。
魔王は、ならば、と魔王候補の三人の皇子た
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!第7皇子と道師様、紅く黒く血に染まる(ラブ)ストーリー(*ノωノ)
中華物語のBL伝道師柚月なぎ先生が送る
『魔界のお皇子様と魔族を憎む復讐道士兄さんとの、ツンツンアハハなきゅんきゅんストーリー(/・ω・)/がおおお』
物語は人界で起きたある事件を切っ掛けに、このふたりが出会うところまで、お話が徐々に進んでいきます。
その出会いを切っ掛けに、それぞれの過去が展開され、そこで見える魔界の闇。
第7皇子がなぜ人界に居るのか!?
道士兄さんはなぜ道士であり、復讐を胸に抱くのか!?
その過程で語られるお話が次のお話に繋がっていき……、(「イチャイチャBL」もしっかり伏線が置かれていて~~、←【ここを声を大にして言いたい】)広がる謎と事件を二人はどう解決(いち…続きを読む - ★★★ Excellent!!!封神演義ぽい雰囲気が漂う中華スキンをまとった異世界ファンタジーBL小説
最新話の2-1:考察まで読んでレビューを書いています。
えっと、先に言っておかないといけないとは、この小説はBL小説です。なので、BLが苦手な人は、ちょっと注意が必要です。
内容としましては、中華的な異世界ファンタジーBLといった内容を文芸寄りの文体で展開していくお話です。話もキャッチーで読みやすくはあるのですが、中華ファンタジーということもあり、読みにくい人は読みにくいと感じるので、最初にはってある登場人物紹介を頭に入れておいた方がいいと思います。私は、漢字の名前がナカナカ頭に入らない人なので、慣れるまでは登場人物一覧を広げておいて、物語を読み進めるという方法でこの物語を読んでいました…続きを読む - ★★★ Excellent!!!残酷な運命に翻弄されても、そこには必ず意味がある。
魔族に捕らえられた幼いビーユンは苛酷な地獄で生き抜き、魔族の王宮に召し抱えられることになる。
今作、冒頭のビーユンパートだけでも、すでに息を飲む圧巻の迫力で描かれております。
生きて父母のもとに帰る!
ビーユンの覚悟と希望が紙面からのありありと伝わり、胸を打たれること必至です!
そんなビーユンですが、魔族の王宮に召し抱えられることになり、ランユーとの運命の出会いを果たすことになります。
このランユーこそが、物語の主人公にして、さらに苛酷な運命を背負うこととなる魔界の第七皇子です。
どれだけ苛酷な運命を背負っても、折れず、挫けず、笑顔を絶やさないランユー。
その姿が放つ輝きに、ぜ…続きを読む - ★★★ Excellent!!!一級のエンタメ文学作品
こちらの作品はブロマンスであって、BLではありません
しかし、第一話からそんなカテゴリ分けなどどうでも良くなるくらい、言葉の一つ一つが丁寧に磨き抜かれ研ぎ澄まされた上で組み合わされていく、とても繊細かつ雅やかな作品となっています
BLとそうでない作品の違いとは何か、諸説あると思いますが私個人としては
「男子をいかにリアルに沿わせながらギリギリのところまで理想像として書き切れるか」
究極的には「女性読者に夢を見させる作家としての力量のあるなし」ではないかと
その部分は作家の志いかんにかかっていると思われがちですが、センスを持たない作家には逆立ちしても読者を納得させるところまではいけません
…続きを読む - ★★★ Excellent!!!目立ちたくない優秀な皇子は、落ちこぼれを演じるけど……
第一章の最後(現在の最新話)まで読んでレビューを書いています。
本作は中華風世界を舞台にした異世界ファンタジーです。
中華風ファンタジーには、キャラの属性によって住む世界がわかれている……みたいな世界観の作品が多くあります。
この作品も、上記の世界観の作品だと思います。主に『普通の人間が住む人界』と『魔族が住む魔界』を舞台に物語は展開します。
主人公は紅藍玉。彼は魔界の第七皇子です。
じつは才能あふれる人物なのですが、争うことを厭った彼は『駄目皇子』として生きています。
しかし、彼の才能に気づいている人物がいて、彼が平穏な日常をおくることを邪魔してきて……
平穏に暮らしたいのに、優秀す…続きを読む - ★★★ Excellent!!!心優しき皇子は、王位よりも平穏を望む
魔族の皇子、紅藍玉は、神童と謳われる子だった。
しかし、ある時から、彼はその実力を隠して「落ちこぼれ」を装うことに。
誰よりも力があるけれど、誰よりも優しい藍玉は、大王や兄たちの思惑に翻弄されて、苦悩する。
そして彼はやがて魔界を出奔。人間界で一人の道士と出会う――。
柚月先生の十八番、中華BLファンタジー!
美しい描写と、しっかり練られた登場人物のバックグラウンドストーリー、そして丁寧に組み込まれた伏線が、柚月先生の作品の魅力です。
今作も魅力的な世界観にぐいぐい引き込まれる、良作ですよ♪
敵の動向も気になりますし、藍玉が魔界を出ていくことになった経緯も、メインストーリーの方も気にな…続きを読む