月の巫女と嵐の獣〜戦乙女の少女は悪鬼と呼ばれた少年に恋をする〜

月の女神（マーニ）の加護を受けた北の寒い国に住む、
主人公のアストリッドは、月の巫女（シグ・ルーナ）を
護る嵐の獣（ベルセルクル）にあこがれ、
戦乙女（ワリキューレ）を目指します。

寒い吹雪の日に、風と雪の精が舞う雪原で倒れた
美しい少年のロキを助けた。

その少年との出会いで運命が変わる……。

わくわくとハラハラ急展開で言えないけど（＞＜）
あーそこで終わるのね？　アストリッド、ロキはどうなるのか？　
続きが気になります！　
それにロキのように謎に包まれた
翳のある少年って好みです(〃▽〃)ﾎﾟｯ♡

輝ける月の宮殿や、黄金の宮殿など読んでいるだけで目の保養（＾＾）
女の子が好きなワー…続きを読む

　氷と雪と冬の国エルムト。
　鍛錬の末、ついに憧れのワルキューレになれた主人公の少女、アストリッド。
　彼女は以前、雪の中からひとりの少年を助けました。
　その少年、ロキとアストリッドは仲が良く、彼女はロキにほのかな想いさえ抱いていたのです。
　ところが、ロキには残酷で大きな秘密が。
　冒頭は北欧風の背景設定、でも後からは、それだけじゃない国も出てきて、興味深く面白いです。
　登場人物たちの性格も、それぞれ見事に描かれています。
　そして予想もしなかった展開が次々と起こり、どうなるのかとドキドキワクワクできますよ。
　ぜひ、おすすめします。

ここは北の島国。
月の巫女──シグ・ルーナ、それを守る風の獣───ベルセルクル（女）、ベルセルクルに憧れる主人公、アストリッドは、戦乙女──ワルキューレとなる！

主人公（14歳）のかたわらには、美形男子（13歳）のロキがいる。
白皙の膚、ほとんど白に近いホワイトブロンド、硝子玉のような透き通ったペリドットの眼。
ロキは医者のたまご。
そして、主人公を優しく見守っているようです。

主人公とロキがどのような関係になっていくか。これからが楽しみです。
雪国らしい雰囲気、北欧神話っぽい固有名詞が素敵です！

ぜひ、ご一読を！