気遣い魔王は今日も聖女の手のひらの上で踊る

斬新な世界観に斬新な設定、引き込まれます。

キャラ立ちがしっかりしていて、設定も練られているので読んでるその時々の描写が頭の中に浮かびます。
中でも魔王のキャラ立ちがしっかりしていて面白いです。

魔王っぽくない魔王を体験してみたい方はぜひ読んでみてください。

　小説のタイトルだけを見て、全体的な内容を把握したときには、主人公1人、ヒロイン1人くらいしか考えずに小説を読むようになりました。

　ところが、これまでに書かれた小説のほとんどすべての部分を読んだ結果、必ずしもそうではないということがわかりました。

　この小説には、斬新な部分もあり、面白い部分もあります。

　それでいて、直接的な形の簡単な叙述や 描写、そして会話が特徴的と言えます。

　今後の小説内容の展開にも期待が持てる部分もあるので、時間的余裕があるときに、読んでみることをおすすめします。

自分はこの作者様の自主企画に参加した者ですが。。。
率直に言いましょう、最初は自主企画の発起人様の作品だから、
ちょっとした義理というか、義務感みたいな感じで作品を読みに来たのでした。
もちろん、他人の作品をバカにしたり、軽んじるような気持ちは一切ないんですが、
自分はハイファンタジーや異世界ファンタジーにはあまり興味がなかったので、義務感みたいな態度になっていました。


少々無礼ながら、《仕事の休憩時間にさらっと読んでみよっか――》程度に思いました。

ですが……読み始めたら、読みやすい文体で書かれた斬新かつ面白い展開が繰り広げられるのでした。

私はすぐに反省し、態度を改めて真面目に読…続きを読む

このレビューは小説のネタバレを含みます。全文を読む（88文字）

ドロップ、アビリティカード、スキルどんなものが手に入るかわくわくする瞬間。
日本のゲームよりも海外ゲームで使用されるレアリティ表記など、知識のある人にはわくわくする要素が詰まっていて、そういった言葉が聞きなれない方向けにも、しっかりと登場人物が何をしようと考えているのかを随時明確にタスクとして表示されることで行動目的が分かりにくくなったりはせず、リザルト画面などは本当にゲームのリザルト画面のようにわかりやすく整理されていてうまく小説の一部に組み込まれてる。愉しみな作品です！

　ロープレとかカードとかの設定が私の作品と被ってたので参考にしてみようと思いました。