川上合戦　龍造寺隆信と神代勝利の激闘

戦国時代、佐賀の弱小領主から大大名へ飛躍し、九州三強の一角を担った龍造寺氏。
ここでは飛躍期の当主、隆信と、その前半生の最大のライバル、神代勝利との間で起きた抗争について描きます。

天文二十二年（1553）、一族間で起きた御家騒動を無事鎮め、惣領として再出発を果たした隆信。
勢力拡大を狙いますが、その前に立ちはだかったのが神代勝利でした。
両者は長年に渡り、佐嘉を中心に激しく交戦。
八年後、互いに持てる兵力を総動員し、佐嘉郡川上にて一大決戦に及んだのでした。

果たして決戦の行方はどうなったのか？
当時の東肥前の政情を交えつつ、龍造寺家、神代家の者達に焦点をあてて描きます。


※川上合戦については18話から（※変更しました）。それまでは決戦に至る過程を描いていきます。
※この小説は史料や…続きを読む