龍造寺家の御家騒動

※タイトル変更しました
（旧）龍の戦国　佐賀龍造寺氏戦記譚　隆信編


戦国時代、佐賀の弱小領主から大大名へ飛躍し、九州三強の一角を担った龍造寺氏。
ここでは飛躍期の当主、隆信の惣領就任時に起こった、御家騒動について描きます。


それまで名君、家兼の手腕により、水面下で渦巻いていた一族間の対立は、彼の死後次第に表面化。
そこを近隣の諸勢力に付け込まれた隆信は、自らの幼稚な振る舞いもあって、本拠佐嘉城から追われてしまいます。

しかし、惣領として在るべき姿を模索する中、彼は三年後ついに決起。
敵対した者達を退けて佐嘉城を奪回し、再び惣領の座に返り咲いたのでした。

隆信はどのようにして復活を遂げたのか。当時の龍造寺家の実情や、佐嘉の政局を踏まえながら、その活躍に迫ります。


※この小説は史…続きを読む