概要
どうか愛してほしい。たとえ何者であったとしても。
落ちぶれた名家・八雲家の娘、紫乃。
ある日突然、紫乃は、同じく古くから続く名家・烏間家の当主、烏間朔の花嫁となる事に。けれどその烏間家は実は妖の一族だった。
心のうちが読めない朔と、なれない妖家のしきたり、人ではないその姿に紫乃は困惑する。
だが次第に2人は心を通わせていき、そして紫乃は自身の血の秘密を知ることになる。
なぜ朔は、紫乃を花嫁にしたのか。
けれど、どうか愛して欲しい。たとえ何者でも。どんな思惑があろうとも。
これは妖の花嫁となった娘と、そんな娘に恋をした妖の、2人の物語。
#花は咲き、月夜に散りゆくは、この作品より少し昔となりますが同じ世界線の作品となります。ご興味のある方はそちらも読んでいただけたら嬉しいです。
※こちら小説家になろうにも掲載しております
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