「上方」を含む小説

「猪熊弥次郎なら大坂の陣の徳川の大砲に恐れをなして、尻尾を巻いて逃げ帰って来たは！」 髭の大将はお京から血走った目を離さずに答えた。 「果し合いは、明日正午この屋敷の庭先でよかろ…

偏りが激しい筆者が実際に体感した、落語会の雰囲気を綴ってまいります。 ※エブリスタには画像もあります（汗笑）時々、毒ありｗ

これは二人の女子高生がイチャイチャするだけの、何気ない日常を描いたショートショート百合コメディ。ゆるい・カワイイ・楽しいが詰まった二人の日々は今日も笑いで溢れてます。

こんな時代だから笑える詩を求める日本語の読める方にお勧めしたい詩集です。 （2022/12/27補足）残酷描写・暴力描写の設定をつけました。これはエピソード「上方のこわい髪型の…

＊性描写ありは保険、おもに最初のプロローグに少しだけ（そこまでしない）苦手な方は飛ばしても大丈夫です。 あらすじ 機動戦車の90mmの火砲が咆哮を轟かせ金属を引き裂き、機械生命…

旧約聖書に散りばめられた、私が好きな寓話を、同じく私の好きな上方落語風に翻訳したものです。 私のクリエイティビティなどは一切ございませんので、悪しからずご了承下さい。

砂に半分埋まった店、宙に浮いた教会、周り続ける水車……永久機関テロ、増殖テロ、空中浮遊テロなどさまざまなテロに襲われる世界をさまよう男の話

ガトー殿下が愛してやまない婚約者イアリス・クームは学業優秀、品行方正な絶世の美少女。唯一の欠点は表情筋が死んでおり常に感情の読めない無表情であること。それゆえに彼女は『氷の令嬢』…

4000字以内、サクッと読めるなんちゃって上方落語、開演です。 日々の雑用を押し付けようと絡繰の女中を作った創介だったが、どうやらその絡繰には冗談が全く通じないらしい。 堅物…

落語エンジョイ部は落語をしない。ただ落語を見て・聴いて・楽しんで笑うだけ。そんな部活の存在を知らない女の子が一人。自分が嫌いな明石ほたるは、学校の屋上から死のうとしていた。

2040～2050年代のイメージです。技術は多少進歩したけど、社会の在り方や貨幣価値はあまり変わってないと夢想した設定です。 日常生活のサポートが必要な主人公と、サポートをする…

このエッセイは、科学的根拠は全く無く、筆者の独断と偏見で人生をうまく上方修正するためのきっかけとなればよいなと思い書いてます。 私が、自分が何をして、自分が何を求め、自分がどう…

江戸八丁堀の町方同心、山崎宗右衛門（やまざきそうえもん）は、とある日より「屍から見られる」ようになる。 死者の眼差しに、しだいに暗い悦びを覚えるようになる宗右衛門。 そんなさなか…

KAC20234【深夜の散歩で起きた出来事】 江戸時代、日本橋界隈。旅装の中年男が夜の屋台で飲み食いしている。 そこへ地元の町人がやってきて、二人は飲み食いしながら昔語りをはじめ…

なんとなく眠れない春の夜中、散歩して出会った小粋なお兄さんについて行った。花見小路を曲がって曲がって行った先のお茶屋さんで開かれる深夜落語会。 さあ、上方落語の期待の若手、彼我…

　この日、上方と江戸の名のもとに勝負が行われた。その勝負は大喜利。僕らはやはりお笑いで勝負を賭ける。そして今必殺の〇〇〇〇〇が決定打となるのか？

　それはこの度のお題から始まった。そのヒントは上方と江戸。そして、お笑いのポイント。原因はといえば、とあるボケとツッコミから……

上方落語の一文笛のような、急展開なオチで終わりたいと思い書きました。 拙く、浅い文ですが、ご一読していただけるとありがたいです。

桂川から引き揚げられたのは男女の亡骸。大店の主人と隣家の御嬢。 この二人邪恋か悲恋か。 心中ものの中でも異色の作品『桂川連理柵』に突っ込みを入れながらのストーリー紹介。