概要
「言えなかった言葉は、海に沈む」でも「誰かが拾えば、また動き出す」
海の底には、届かなかった手紙が眠っている。
沈没船や海難事故で失われた郵便物を回収する部署――
通称「海底郵便局」。
そこで働く若い研究員のもとに、
戦争の時代に書かれた一通の手紙が届く。
差出人も宛先も、女性の名前。
それは、誰にも届かなかった恋文だった。
手紙を調べるうち、主人公は知る。
その手紙が書かれた夜、
港で一人の女性が事故に遭っていたことを。
届かなかった手紙。
叶わなかった恋。
しかしその手紙には、
まだ誰も知らない真実が沈んでいた。
海の底から始まる、
八十年遅れの配達の物語。
沈没船や海難事故で失われた郵便物を回収する部署――
通称「海底郵便局」。
そこで働く若い研究員のもとに、
戦争の時代に書かれた一通の手紙が届く。
差出人も宛先も、女性の名前。
それは、誰にも届かなかった恋文だった。
手紙を調べるうち、主人公は知る。
その手紙が書かれた夜、
港で一人の女性が事故に遭っていたことを。
届かなかった手紙。
叶わなかった恋。
しかしその手紙には、
まだ誰も知らない真実が沈んでいた。
海の底から始まる、
八十年遅れの配達の物語。
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!届かぬ手紙は泣いているのか
とても静謐で、静かに胸をうつような小説でした。
設定も素敵で、手紙を出したことがある人なら一度は思うであろう、これは本当に届くのか?という素朴な気持ちを掬い取るような、よく染みる設定。
そこから展開される物語は、火のように激しいものではありません。むしろ夜の海のような、そこにいて、その波の音を聞くような物語です。
上品な百合小説ですね。ちょっとフォーマルな服を着て読むような。(堅苦しいという意味ではありません)
また書式の話になりますが、WEB小説という媒体を最大限に活かしています。これは紙で読むよりもパソコンで読んだ方が俄然いいと思います。
ちょっと気分がむしゃくしゃして、なんだかいや…続きを読む