概要
本当に世界を知りたいか?
ダンジョンの最下層で一人機械を研究し続ける引きこもりが居た。
彼女は寂しさから機械の人形を作ったが、人形が発した言葉は「外の世界を見てみたい」だった。
彼女自身の人生経験から断れず、許可するが、外に出ようとする人形は自ら壊れてしまう――
彼女は寂しさから機械の人形を作ったが、人形が発した言葉は「外の世界を見てみたい」だった。
彼女自身の人生経験から断れず、許可するが、外に出ようとする人形は自ら壊れてしまう――
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!童話の様な流れで、なるほどなと思わせる黒いお話。
短編という形を使い、提示情報を最小限に抑えた上で、それこそ童話の様に流れと結果だけを見せて来る雰囲気。
登場人物のほとんどが人形であるというのも、グロテスク表現を描写するにしても上手い避け方だと思いました。
こういう事があった、だからこうした。そこにはこんな思いが詰められていたが、結果はこうなった。
坦々と進む様に思えて、試行錯誤が非常に人間味を帯びている。
どうしても同じ結果に辿り着いてしまう道のりと、その後辿り着いた場所にあったのは、やはり“感情”という不確定なモノ。
それを登場人物たる人形達がどう受け止め、何を成そうとしたのか。
それぞれの思考や想いを抱きながらも、最後には純粋で残酷な…続きを読む