概要
ハズレ武器も、見抜けば切り札。毒舌カバンと少年の冒険譚
『いつまでへたり込んでやがる、このノロマ。さっさと背負え』
食べて生きるために冒険者になった少年アルト(13歳)。なけなしの銀貨で手に入れたのは、喋る黄色いカバンだった。
名前はバル。口が悪くて、食い意地が張っていて、態度だけは一人前。魔物を丸呑みにして武器を生み出す規格外の魔道具――なのに、出てくるのは錆びた短剣や、すぐ折れそうな安物の短剣ばかり。
それでもアルトには、敵の動きと武器の癖を見抜く目がある。
刃こぼれは、引っかけるためにある。弱いなら、弱いなりの勝ち方がある。
強い剣士、押しかけの魔法使い。できることの違う仲間と出会って、一人きりだった少年は、初めて「帰る場所」を手に入れる。
けれど、その居場所を守り抜くには、まだ足りないものがあった。
臆病で、最弱で、それでも仲間
食べて生きるために冒険者になった少年アルト(13歳)。なけなしの銀貨で手に入れたのは、喋る黄色いカバンだった。
名前はバル。口が悪くて、食い意地が張っていて、態度だけは一人前。魔物を丸呑みにして武器を生み出す規格外の魔道具――なのに、出てくるのは錆びた短剣や、すぐ折れそうな安物の短剣ばかり。
それでもアルトには、敵の動きと武器の癖を見抜く目がある。
刃こぼれは、引っかけるためにある。弱いなら、弱いなりの勝ち方がある。
強い剣士、押しかけの魔法使い。できることの違う仲間と出会って、一人きりだった少年は、初めて「帰る場所」を手に入れる。
けれど、その居場所を守り抜くには、まだ足りないものがあった。
臆病で、最弱で、それでも仲間
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