概要
黒死病は肉体を...白死病は魂を奪う─────
1347年、後期中世ヨーロッパ。最悪の疫病である黒死病、またの名をペストが蔓延。歴史上に残る史上最大・最悪と言っていいほどのパンデミックであった。
けれど、歴史に埋もれたもう一つ疫病が存在した。それは白死病。
主人公のメルクスと、魔女のリーボイス。この二人は出会い、魔女に対する差別の理不尽と記憶を無くしてしまう白死病と戦う。これは、黒死病が落ち着いた時代の少し後の物語。
けれど、歴史に埋もれたもう一つ疫病が存在した。それは白死病。
主人公のメルクスと、魔女のリーボイス。この二人は出会い、魔女に対する差別の理不尽と記憶を無くしてしまう白死病と戦う。これは、黒死病が落ち着いた時代の少し後の物語。
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!黒死病ならぬ白死病、魔女と少年の絆を描く感動ファンタジー
過酷な中世ヨーロッパの世界観を背景に、歴史の闇に消えた「白死病」というオリジナルの疫病を絡めた設定が非常に引き込まれる作品です。命ではなく「記憶(魂)」を奪うという病の恐ろしさが、人々の疑心暗鬼や魔女への迫害という時代背景と見事にマッチしており、物語に深い緊張感を生み出しています。
何より素晴らしいのは、主人公のメルクスと魔女リーボイスの温かい絆です。凄惨な過去のトラウマから自身の存在意義に悩んでいたリーボイスが、メルクスの真っ直ぐな優しさに触れて前を向き、再び魔法を「人を救うため」に使う決意をする姿には胸を打たれました。
絶望的な状況下でも互いを信じ抜く二人の姿や、愛する人の眠っていた…続きを読む