概要
少女の成長と自立を使用人一丸となって促す、ほのぼのストーリーです。
母を亡くした九歳の男爵令嬢エメルは、後妻と異母姉に冷遇される未来を覚悟していた。屋根裏部屋に追いやられ、食事も一人きり。絵本のような不幸が始まると思い込む。しかし蓋を開けて見れば、王都を一望できる絶景の部屋、栄養を考え抜いた温かい料理。家事の手伝いも「奥様の望み」とされながら、使用人たちから丁寧に教えられ、エメルは生き生きと成長していく。十二歳になった彼女は、父からマクディル侯爵家への奉公を命じられ、それを喜び勇んで受け入れる。自分を育ててくれた使用人たちに感謝を告げ、思い出の屋根裏部屋とスズメたちに別れを告げて、エメルは胸を張って巣立っていく。冷遇されるはずだった少女は、愛情に包まれて健やかに未来へ踏み出すのだった。この作品は「小説家になろう」でも公開しています。
楽しんでいただけたなら幸いです。
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