教室に残った二人の対話が積み重なり、思春期の孤独と矜持が率直に描かれています。音楽が単なる趣味ではなく、感情の避難所として機能している点に説得力がありました。父の死や世間の視線といった重い出来事も、主人公の内面を通して丁寧に消化されています。限定的だった関係が年月を経て続いている構成が、物語全体に確かな余韻を与えています。劣等感を否定せず抱えたまま前へ進む姿勢が、この作品の芯になっていると感じました。
主人公の心の葛藤と、ある意味淡白な行動。チグハグな情緒。それを音楽が色をつけて、ストーリーが展開していきました。私には少し遠い過去を、ちょっぴり思い出させてくれました。ありがとうございます!これからも自分のペースで頑張って下さい!
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