概要
パルティア王国首都クテシフォンに『真理の書』が眠るという。そのうわさを聞きつけ興味を示していたシャープールだったが、厳格な拝火教守護者であり父であるアルデシールは、神官キルディールと共にそうした異端の書を疎ましく思っていた。アレクサンドロス大王の東方遠征から500年、混沌を極めるペルシアにて、様々な価値観に好奇心を示すシャープール。やがて彼は白装束を身に纏った〈やし園〉のマニと名乗る少年に出会い、彼が『真理の書』を読んだこと、その内容は未来の本であったことが告げられるが、彼自身はその本をみつけることができずにいた。マニとの再会も果たせぬまま時は流れ、父アルデシールがパルティアを攻略し、ササン朝を名乗るペルシア帝国が誕生し、そこからさらに17年。アルデシールが崩御し自身が王となったタイミングで、シャープールはついにマニと再会する。
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