面白い
童話や神話に、きっとたくさん含まれているであろう『隠喩』的要素は、きっとこういう意味なんだろうけど……と人々をたっぷり惑わす。しかして別にそれが不快であることなどはなく、むしろわからないことやはっきりしないことが魅力の一助になっていたりする。本作もそういった、ある種の不気味さを満載した不思議な物語。それを、ウサギや犬、鼠といったどこかかわいい動物たちで見事に飾っている。寝る前についつい思い出してしまうような、暗くてキラキラした世界がここにある。
このレビューは小説のネタバレを含みます。全文を読む(289文字)